我が家のミニチュアダックスフントの愛犬「茶太郎」は男の子で18歳の高齢犬。今年の8月で19歳になりました。
「モモ」は女の子で14歳。ワンコはいくつになっても本当に可愛いですね。出来る限り長生きしてほしいものです。
茶太郎はまだまだ元気で食欲もあります。でも耳も遠いし目もあまり見えていません。犬も年を取ってきて老犬になるといろいろありますね。特に困るのが「どこでもするおしっこ」!
17歳を過ぎたころからだんだん失敗する回数が増えてきて、最近は失敗どころかトイレがしたくなったら我慢ができないらしく、どこでもその場で粗相をしてしまいます。
我が家では、これまでは自然の姿が一番という変なポリシーがあり、茶太郎とモモが小さいときにトイレを失敗したりしていても、おむつとかマナーウェアとかマナーベルトは使ったことはありませんでした。
よく考えれば、別にワンコが何歳であっても、必要に応じて使えばいいんですよね。ということで、これを機に使ってみることにしました。
そこでまず全然わからなかったのが、いったいぜんたいマナーウェアとマナーベルトってなに?おむつとどう違うの?ということです。
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犬の女の子のそそう対策は3種類:紙マナーパンツ/マナーウェア・紙オムツ・布製のマナーバンド
犬の女の子用としては、①「紙のマナーウェア/マナーパンツ おしっこ用」と② マナーウェア・長時間紙オムツの使い捨てタイプ、それから③ 布製のマナーバンドがあります。
メーカーによって商品名が違うのでホントややこしい。統一するとかなんとかしてほしいです(笑)。うちではユニ・チャームの使い捨てマナーウェアを使っているので、この記事ではユニ・チャームのネーミングで説明しています。
どちらもオムツの一種なのですが、女の子用の「マナーウェア」は女の子の生理用などそれほど水分の吸収力が高くないもののことを指します。上の画像はマナーウェアです。
「オムツ」はおしっこもウンチもOKのタイプ。水分の吸収力が高くておしっこをたくさん吸収できるようになっています。おむつのほうが吸収力が高いので長時間使えます。ユニ・チャームでは男の子用と女の子用と紙おむつは兼用です。これについてはこちらで説明しています。
おすすめの布製のマナーバンドについてはこちらをごらんください。
でもわたしはまだ使ってないんです。
犬の男の子のそそう対策は3種類:紙オムツ・マナーウェア・布製マナーベルト
犬の男の子用のそそう対策グッズもネーミングがいろいろでややこしい…。我が家も最初は何がなんだかわからず(笑)。なるべくわかりやすく説明したいと思います!
まず、男の子用としては、① マナーウェア・長時間紙オムツ(肛門もすっぽりくるんでおしっこもウンチもOK)、② マナーウェアのおしっこ用(マナーバンドで腹巻きタイプ)、③ 布製のマナーベルトおしっこ用(腹巻きタイプ)の3種類があります。
① マナーウェア・長時間 ペット用紙オムツ 高齢犬用にも(肛門もすっぽりくるんでおしっこもウンチもOK)
犬用のすっぽりくるむタイプの紙おむつは人間用のおむつとほぼ一緒の形です。 赤ちゃんのおむつで代用する方もいらっしゃるみたいですね。
マナーウェア・長時間 ペット用紙オムツは高齢犬用にも使えるタイプ。
ワンコ用はしっぽが穴から出せるようになっていて、犬のお腹まわりにフィットするような形に作られています。ユニ・チャームのこの画像のような感じです。
ここでもわかるようにおむつは男の子と女の子と兼用です。肛門の部分も覆われているのでウンチの失敗の防止もできます。 布製もあるようですが、主に紙おむつが使われていて使い捨てタイプです。
犬のおむつの種類は、メーカーとサイズで分かれています。選ぶときは犬の種類によってSSS~LLまでの間の大きさがあります。
おしっこもウンチもOKの紙オムツはどんなときに使うの?
犬用おむつは、ワンコがケガをしたり病気でトイレに自分で行けなくなったりしたとき、そして老犬になってトイレをするのが難しく尿漏れするようになったときなどに使用します。
足腰が弱ったり、腎臓病になってトイレが近くなったりするときに必要になります。トイレで排便ができないときにも使うことができます。
② マナーウェアのおしっこ用(くるっと巻くだけの腹巻きタイプ)
犬の男の子のマナーウェアのおしっこ用とは、細長い形の紙でできていて、腰にぐるっと巻き付けるタイプです。上の画像は6時間用です。
男の子のお部屋でのマーキングやそそうの防止にも使えますし、旅行のときやお散歩のときにも使えます。
上の画像のダックスフンドのワンちゃんがしているものですね。ユニ・チャームでは迷彩柄やデニム柄もあったりして、お出かけのときにでもおしゃれなデザインがあります。
ユニチャームの腹巻きタイプで長時間のマナーウェアは、12時間など長時間使用することができて、約4回分ものおしっこを吸収できるようになっています。長時間つけておかないといけないときは助かりますね。
ユニ・チャーム製マナーウェアの男の子用(くるっと巻くだけの腹巻きタイプ)を使った感想
茶太郎は、 ワンコ友達にユニ・チャームのマナーウェアMを2、3枚もらったので 、まずは巻くタイプの使い捨てのマナーウェアを使ってみました。
Mは胴まわりが40~45 cm、5.5~7.5 kgのワンコ用です。
茶太郎は胴回りが44 cmで5 kgのちょっとぽっちゃりさん。5.5~7.5 kg用だから大きいのかと思いきやぎりぎりでした(笑)。
これはもっと大きいサイズじゃないといけないのかと思い、柴犬など用の中型犬用のLも購入してみました。こちらはかなり大きいので45 cmであればやはりMがいいと思います。
茶太郎にモデルになってもらいました。しっぽをふっているので画像がちょっとぼけちゃってます。
この紙の使い捨てタイプは手間いらずで楽なので、特に長時間の場合は衛生的でオススメです。
下の画像は1枚を開いてみたところです。両側にギャザーがあるので漏れてこないつくりになっています。
下の画像は同じタイプのLを装着したところです。ちょっと大きめなのがわかりますよね。これだと時々脱げてきてしまいました。MとLのサイズの差は結構あると思います。
ちなみに、茶太郎は気難しいのですが、マナーウェアはまったく嫌がる様子はありません。
使い捨てでとても便利でなので、お出かけのときにも念のために1枚持って行ってもいいかも知れませんね。
③ 犬の布製のマナーベルト(腹巻きタイプ)使い捨てではありません!
使い捨てでない犬のマナーベルトとは、さきほどの紙オムツの腹巻きタイプと形は同じで布製になっています。女の子用も男の子用もあります。
中にマナーパッドと呼ばれる両面テープが裏についたパッドを貼り付けて使うタイプです。パッドはオムツよりも薄手で、たぶん1回分位の吸水力だと思います。
オシャレなマナーベルトがたくさんあるので、複数枚を場所によって使い分けるといいと思います。
「紙オムツのマナーウェア」と「布製マナーベルト」ってどんなときに使うの?
布製のマナーベルトは、オムツよりも吸水力は低いですが、オムツよりも装着が簡単で軽いのでワンコのストレスが低いというメリットがあります。
よって、まだ小さいワンコやシニア犬のトイレの失敗防止や、外出時で長時間トイレに行けないとき、マーキングの防止など、幅広いシチュエーションに気軽に使うことができます。
おすすめのマナーベルト!P.oneの「マナーホルダー」
それほど長時間ではなく取り替えるとき用に、布製のマナーバンドを買うことにしました。
Amazonで一生懸命探したのですが、口コミの評価が高い製品は案外少なかったのと、衛生上返品はできないと思われたので、どれを購入するかだいぶ悩んでいました。
近くのペットショップで超おすすめのマナーバンドを発見!
そんな中、近くのペットショップに行ってたまたま見つけたのがP.oneの「男の子のためのマナーホルダーL」です。商品名がマナーベルトではなくマナーホルダーなのでややこしいですね。しかも、女の子のためのマナーホルダーもありました。
そのペットショップでは、サイズが合わなくて返品しようとする人が多いのか、マナーバンドにはすべて「衛生上返品はできかねます」という札が貼ってありました。
その関係だと思いますが、ラッキーなことに、かごの中にいろいろなマナーホルダーのサイズの試着品があるではないですか!
この製品は画像の通り、普通のマナーベルトと違って不思議な形をしていて2箇所で止めるようになっていました。
夢中で色々なサイズを茶太郎に着せたところ、Lだとサイズもぴったりで紙のタイプよりも通気性も良く軽いので良さそうで、中に貼り付けるマナーパッドも一緒に速攻で購入してきました。
ベルトは2,376円の定価で購入したのですが、さっきAmazonで見たら40%引きで売っていてちょっとショックです(笑)。Amazonでの★も4つと高評価です。
P.oneのマナーベルトを茶太郎に実際に装着してみた様子
このマナーホルダーの生地は柔らかくて伸び縮みがするタイプです。体に沿う感じでフィットするので付けている時も全然嫌がりませんでした。見た感じもズレている様子はなく最高です!
何といっても通気性がいいのでムレずにワンコのストレスが軽減されるのではないでしょうか。
マナーベルトの中に装着するマナーパッド
これはマナーベルト(マナーホルダー)の中につけるP.oneのマナーパッドの画像です。
このように、おしっこをしたあとはゴミ箱に捨てて、新しいマナーパッドに取り換えるだけなので、とっても便利です。
マナーパッドはAmazonでLの28枚入りが40%引きで販売されていたので、定価より安く買えます。
マナーパッドの代わりに分厚めのトイレシートを使用
画像で分かるようにホルダーは差し込み口がありますので、ペットシートをちょうどよい大きさにハサミで切って装着することもできると思います。
注意点としては、その場合、人気のちょっとお高いデオシートは吸収のためのビーズが中に入っていて、切ると細かいビーズがぽろぽろ出てしまいます。
ですので、我が家でいつも使っているネオシーツ カーボン DX のような切ってもビーズの出ない分厚いタイプのペットシートを使うことをおススメします。
ちなみにこのペットシートはカーボンが入っているからか、においがほんとうにあまりしないので、長時間留守にしたり、においに敏感な方にはいい製品だと思います。
犬のトイレのそそうにおすすめのマナーウェアとマナーベルトのまとめ
茶太郎がトイレに失敗するようになったので今回は紙タイプと布タイプのマナーベルトを使ってみました。
ユニ・チャームのマナーウェアはおでかけ用にもデザインがおしゃれですし長時間使えて、使い捨てなのでとても便利です。
また、P.oneの「男の子のためのマナーホルダーL」は軽くて通気性もよく、コスパもいいので気軽に使えると思います。洗っても割とすぐに乾きます。
ただ、長時間つける必要があるときには紙製のマナーベルトタイプの方が吸水力が多くて便利ですし、排便のケアもしたい場合は紙オムツタイプがいいと思います。
その時のワンコの状況に合わせて使い分けをしてみてくださいね。
みなさまの愛犬が少しでも快適に楽しく過ごせますように!!