あるときから、Google Search Consoleのカバレッジのところにリダイレクトエラーが出るようになってしまいました。
でも、リダイレクトエラーが出ているURLは、「https://indoor-enjoylife.com/2019/08/24/」のように最後に日付が付いているページで、記憶ではこれまでそんなページを作成したことはありません。
Googleの検索窓に先ほどのURLを入れるとこのようなエラーが出てきてしまいます。
このページは動作していません。
Indoor-enjoylife.comから無効な応答が送信されました。
ERR_INVALID_REDIRECT
存在するページなら、そのURLから正しいURLにリダイレクトすればいいのですが、存在しないページなので、どうすればいいかわからない!
そうこうしているうちに、このようなページが12ページに増えてしまいました。
ググっても、なぜか同じような悩みを解決した人がいません。
しばらく放置していたのですがやっと解決策がわかったので、同じように悩んでいる方向けに、エラーをなくす手順を詳しく説明します。
Google Search Consoleに表示されたリダイレクトエラー「ERR_INVALID_REDIRECT」
Google Search Consoleに表示されたのはこのようなエラーです。
投稿一覧で探してみても、https://indoor-enjoylife.com/2019/08/24/というURLは使ったことがありません。
ただ、一つ思い当たることといえば、最初にパーマリンクの設定でURLの末尾に日付が入る設定にしていたので、この関係で作られたURLかも知れない、ということでした。
このURLをGoogleの検索窓に打ち込むとこのような↓エラーが出ます。
Indoor-enjoylife.comから無効な応答が送信されました。
ERR_INVALID_REDIRECT
エラー名はERR_INVALID_REDIRECTということがわかりました。
ググっても同じようなエラーを解決している記事がなくてしばらく放置していたところ、だんだんこのエラーが増えてきました。
しかも、2019年と半年くらい前のURLなのに、急に最近エラー表示されたりして意味がわかりません。
調べに調べたところ、取りあえずこのページを削除してしまえばいいのだ、ということがわかりました。
「404」ではなく「410」でウェブページを完全に削除
ページを削除する方法は2つあります。
- 404「Not Found」(ページが見つからない)を返す
- 410「Gone」(ページ消滅)を返す
このうち、「404」のほうが一般的ですが、「404」というのはページがなくなったわけでなく、アクセスできない状態を示しています。
「404」にしてもペナルティがあるわけではないようですが、今回は完全にないページですので、このウェブページが完全になくなったことを示す「410」で消滅させたほうが、SEO的には良い、ということがわかりました。
「410」を返すとGoogleがクロールすることはなくなりますし、「404」よりも速くインデックスから削除されます。
でも、このことがわかった後も、どうやって410を返すのかわからず…汗
もともと、先ほどの末尾に日付が入ったパーマリンクから普通のパーマリンクへのリダイレクトなどに、Wordpressのプラグイン「Redirection」を使っていました。
でもいろいろみても「410」を返す方法がわからず、また試行錯誤してやっとわかりました!
プラグイン「Redirection」を使うとカンタンに410設定ができる
プラグイン「Redirection」をインストール
まだ使っていない方は、Wordpressの左側のダッシュボード、プラグインの新規追加で追加しましょう。
検索窓でRedirectionを検索してインストールします。
インストールした後に有効にしておきます。
Redirectionを使って410を設定
① 管理画面→ツール→Redirectionを選ぶ
② 左上にある新規追加をクリック
③ 歯車のところをクリック
④ 歯車を押すとメニューが増える
⑤ 410を設定したいURLを入力
ソースURLのところにリダイレクトしたいURLを入力します。Query Parametersのところはそのままにしておきます。
次に、タイトルのところに、自分があとでわかりやすいようなタイトルを入力します。タイトルはなんでもいいですよ。
一致条件もデフォルトのままです。
「マッチした時」をクリックしてエラー (404)を選びます。
⑥ 410-消滅を選択
⑦ 「転送ルールを追加」をクリックして完了!
⑧ 登録一覧に追加されているか確認
すると一覧にこのように表示されます。追加されていることを確認して完了です。
⑨ 念のために設定ができたかどうかを確認
「410」設定をした場合、最初は「404(NOT FOUND)」と表示されます。Googleの検索窓に設定したURLを入れてこのように404と表示されていることを確認します。
Googleがインデックスした後にこのページは完全に削除されます。
410設定をした後にGoogle Search Consoleで修正完了を報告
修正が終わったので、Google Search Consoleの該当のエラーのところで【修正済み】のところをクリックしておきます。
この画像を取り忘れてしまいました…スミマセン。
クロールはなかなかこないので気長に待ちましょう!
410にリダイレクトしてリダイレクトエラーがなくなった!
エラー修正の場合、Googleのクロールはなかなか来ないんですよね。先ほどのエラーは1か月半くらいかかってやっとなくなりました。
この画像をみていただくと、2020年の1月にエラーが1つ、そして3月後半から徐々に増えて12個に増えていたのがわかります。
まだ別のURL(2019/08/06)のエラーが1つ残っていますが、ほかのエラーはちゃんとなくなっていますね。
Google Search ConsoleのERR_INVALID_REDIRECT エラーの対処法まとめ
プラグイン「Redirection」を使うとカンタンにエラーをなおすことができました!
エラーが出たのはすべて2019/月/日というパーマリンクで、なぜ急にエラーが出るようになったのかは謎のままですが、とりあえずエラーが解消されたので大満足です。
ERR_INVALID_REDIRECT エラーが出て困っている方はぜひ試してみてくださいね。