愛犬に食べさせるドッグフードを選ぶときの注意点はこの4つ!

愛犬に食べさせるドッグフードを選ぶときの注意点アイキャッチ画像ペット家族

どんなドッグフードが安全で安心なドッグフードなのかな?

人間の食べ物の場合、わたしたちは「何が原材料として使われているのか」「添加物が多く入っていないか」、そして「産地はどこなのか」を気にすることが多いと思います。

ドッグフードは人間の食べ物よりも安全基準がゆるいため、愛犬には何が使用されているかちゃんとチェックして安心できるドッグフードをあげたいですね。

また、犬は人間とはからだの作りが全然違うため、犬のからだの仕組みにあったフードを与えることも必要になります。

ケン
ケン

この記事では、愛犬に食べさせるべきドッグフードを選ぶときの注意点についてお伝えします。

犬にあげるべきドッグフードの注意点は以下の4つです。

  1. 犬のからだの仕組み
  2. ドッグフードの原材料
  3. 危険な添加物が含まれていないか
  4. 輸送時の品質管理を含めた産地

それぞれ詳しくご説明します。

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犬のからだの仕組み – 犬にはたんぱく質の多い食べ物が必要

オオカミの画像

  • 犬は肉食性の雑食動物
  • 犬の歯とあごは肉を丸のみするようにできている
  • 犬のだえきには炭水化物の消化酵素アミラーゼがない
  • 犬の歯とあごは肉を丸のみするようにできている
  • 犬の体は動物性のたんぱく質を必要としている

ご存知のとおり、犬の祖先はオオカミです。犬の歯はすべてとがっており、犬のだえきには人間のだえきに含まれているアミラーゼがありません。また、腸が人間に比べると短い構造になっています。これは、犬が主に肉食性の雑食動物だからです。

犬の歯とあごは肉を丸のみするようにできているため、食べ物をかむというよりも飲み込む習性があり、穀類などの炭水化物を食べるような体にはできていません。

犬の腸が短いのは、食物繊維がたくさん含まれている穀類に比べて肉のほうが消化がしやすいからです。

また、犬のだえきには、人間のだえきに含まれている炭水化物の消化酵素アミラーゼも含まれていません。よって、アミラーゼで炭水化物の消化を促進することができません。

このように、人間と犬とでは体の構造も必要な栄養素もまったく違います

このことから、犬の体は、新鮮な肉という動物性のたんぱく質を豊富に多く含んでおり、炭水化物が少ない食べ物を必要としていることがわかります。

このように、犬はたんぱく質をたくさん取る必要があるのですが、「たんぱく質=肉や魚の量が多いフード」は原料費が高くなるため、市販の一般的なドッグフードでは、肉の含有量は原材料の30%以下に抑えられています。

このため、特に子犬のときや成犬のときにはきちんとたんぱく質を摂取させてあげることが、健康に長生きする体をつくるために必要になってきます。

ドッグフードの肉の種類をローテーションするのがおすすめ

ドッグフードのイメージ画像

犬は、まだ野生だったときにはその日によって捕獲した動物の肉を食べるので、いろいろな種類の肉を食べていました。

このため、同じ種類の肉をずっとあげ続けるのではなく、チキン、ラム、ビーフ、鹿(ベニゾン)など、いろいろな種類の肉のドッグフードをローテーションしてあげることも重要です。

同じ肉をずっとあげ続けるとその肉のアレルギーになる場合があることも知られています。この意味でもドッグフードをローテーションしてあげることが必要になります。

また、同じ食べ物をあげ続けていると、そのフードの中にあまりよくない添加物が入っている場合は長年蓄積されることもありえますので、これをローテーションすることで避けることができます。

なお、ドッグフードを変えるときは、急に違うフードに変えるのではなく、徐々に変えていくと犬のからだに負担がなくスムーズに変更することができます。

ドッグフードの原材料と成分表示はしっかりとチェックするべし!

オリジンドッグフードの裏側

ペットショップで購入する場合は、まずは賞味期限をチェックしてからパッケージの裏の原材料と成分の表示のところを確認しましょう。

原材料の内容は、人間の食べ物と同じように多く含まれているものから順番に表示されています。さきほどご説明したとおり、犬は肉食動物でたんぱく質をたくさん取る必要がありますので、材料の1番最初のところに肉が表示されていることが重要です。

たとえば上の画像は、高品質で定評のあるOrijenのシニア用の裏面の成分表ですが、1番初めには「新鮮鶏肉」と書いてありますね。

犬は肉食動物で炭水化物を消化することが苦手ですので、人間のように一定の量の炭水化物が必要という訳ではありません。材料の1番最初にトウモロコシや米などの穀類が表示されている場合は、炭水化物が一番多く含まれているということです。

たとえば腎臓が悪くてたんぱく質をあまり取ってはいけないような場合を除き、このようなドッグフードはおすすめできません。

市販の安いドッグフードは原価を抑えるために穀類を多く入れているものがありますが、これが犬のからだにとって理にかなっていないということはもうおわかりになっていただけたと思います。

また、もう一つ注意したいのは、市販の粗悪なドッグフードには、人間が食用するレベルではない動物の死がいの肉、羽根、はたまた糞尿のような最低のランクのお肉やその付随物が使われている、ということです。これはひとえに原価を下げるためです。このような部分は「副産物」と呼ばれています。

このような粗悪なレベルの肉は「ミール」や「パウダー」「家禽」「肉副産物」などと表示されていることがよくあるのでこの表示があったら要注意です。とり肉であればチキンミール、という感じですね。

ただし、良質なドッグフードでもこういった低レベルの肉でない部位の肉を使ってチキンミールと表示されている場合もあります。

この場合、「副産物は含みません」と書いているかどうかで、良質なドッグフードかどうかを見分けることができます。「副産物は含みません」と書いてあればチキンミールであっても本物のとり肉をすりつぶしているだけですので安心です。逆に書いていなければ何が入っているのか心配です。

一番安心なのは、「ヒューマングレード」という言葉が書いてあるドッグフードです。この言葉が書いてあれば、使用されている原材料は人間が食べてもいい品質だということですので品質については安心できます。

また、どのような肉を原材料として使っているかをホームページでしっかりと説明しているメーカーが安心ですね。

ドッグフードで流行中のグレインフリー:穀物抜きのフード

とうもろこしの画像

グレインフリー、つまり穀物のまったく入っていないフードの人気が高まっています。これは、犬の体の仕組みに合っているため理にかなっています。

実際にまったく穀物フリーがよいのかというと、これは現段階ではまだまだ議論されている問題で決着がついておらず、研究者の間でも「グレインフリーがベスト」という派と「グレインフリーは危険だ」という派にわかれています。

「グレインフリーが危険だ」という意見の理由は、グレインフリーだと犬の肝臓に負担をかけるのではないか、ということと、屋外で過ごす犬ならともかく屋内で過ごすことが多い小型犬にはたんぱく質が多いと高カロリーになるのではないか、ということです。

これについては素人がどうのこうのいうのは危険だと思いますので、もしグレインフリーにしてみたい場合は、実際に自分の犬のからだに合うかどうかそのドッグフードを食べさせてみて少し様子をみてみてはどうかと思います。

ミッキー
ミッキー

その子によってそのドッグフードが合うかどうかも個体差がありますし、アレルギーの有無にもよりますね。

我が家ではとくにグレインフリーにしようとしたことはないですが、肉を主原料とするタンパク質が多めのドッグフードに変えてからみるみる体調が良くなりました。
虚弱体質だったダックスフンドの茶太郎はいま18歳でまだまだ元気、モモも14歳と長生きしてくれているのでタンパク質の多いフードが合っていたんだな、と思っています。

市販の安いドッグフードには添加物がいっぱい!

添加物のイメージ画像

人間の食べる加工食品には添加物がたくさん含まれていて、これらの添加物が体によくないということはよく知られています。犬のドッグフードについても同じです。

残念ながら犬のペットフードの場合は基準が人間よりもゆるいため、市販の安いドッグフードには添加物がたくさん含まれていて、長期間同じフードを食べていて蓄積されると危険です。

もちろん、ドッグフードは袋を開けたあとにすぐに食べ切るわけではありませんので、品質を安定させるための天然の保存料などが入っていないとカビてしまう場合もあり、添加物がすべて悪い、とまではいえません。

野菜のイメージ画像犬のからだは自分でミネラルを生成することができず、生成できるビタミンの種類も限られています。このため、ドッグフードには栄養を添加するためにビタミンやミネラルなどもたくさん含まれています。

このような人工的に作られたビタミンやミネラルなどのサプリメントは成分的にあまりよくないと言われています。

犬にとって重要な肉が主な原料である良心的なドッグフードには、人工的な添加物を多く使用しなくても、自然な肉や野菜からのビタミンやミネラルが多く含まれています。

例えば、茶太郎が長い間食べているニュージーランド産のジウィ・ピーク(Ziwi Peak)は、肉・魚貝類が90%以上で自然の緑イ貝や鹿肉からのグルコサミンが入っているため、栄養面から長期的に関節の健康がサポートされていてサプリメントなどを与える必要がありません。

茶太郎
茶太郎

おいしいんだよー。

ドッグフードの加工方法

犬は栄養の豊富な肉を必要としていますが、メーカーによっては生産コストを抑えようとするあまりに、加工方法によって原材料である肉や野菜の栄養価が低くなってしまっている場合があります。

たとえば、生産にかかる時間を短縮するために高温や高圧で何度も加工する場合などには、当然のことながら栄養価も破壊されてしまいますよね。

また、良質なフードの場合は、たんぱく質やビタミンなどの本来の栄養価を保ちつつ、ゆっくりと時間をかけて水分を除去するなど、なるべく自然な栄養値が失われないような生産方法が取られています。

ドッグフードを選ぶときは、どのようにそのフードが加工されているかをきちんとホームページ上で説明してくれているメーカーが安心です。

ドッグフードの産地

人間の食べ物については、「中国産の危険な添加物が入っている冷凍食品の餃子」などの例が報道され、産地を気にする方も増えたのではないでしょうか。

とくに犬の場合は表示義務が人間の食べ物ほど厳しくないため、ドッグフードでもおやつでも、知名度の低いメーカーで中国産だと「大丈夫かな?変な添加物は入っていないかな?」と心配になってしまいます。

国産でも別の記事に書いたように日本で最終加工すると「日本産」と表示することが可能なため、途中の加工は海外である場合があります。

やっぱり大事な家族の一員である愛犬には安心して与えることのできるドッグフードやおやつをあげたいですよね。

産地についても、どこでそのフードが生産されているかをしっかりとホームページで説明してくれているメーカーが安心だといえます。

産地については、日本と海外のドッグフード事情について書いているこちらの記事も併せてお読みください。「正規輸入品」と「並行輸入品」の違いと注意が必要であることについても書いています。

まとめ

ケン
ケン

この記事では、愛犬に食べさせるべき安全で安心な良いドッグフードとはどんなドッグフードか?についてご説明しました。

ドッグフードを選ぶ際には、犬のからだの仕組みのことも考えた上でドッグフードの原材料、危険な添加物が含まれていないか、そして産地について考えることが重要です。

こちらの記事では、自分でドッグフードの評価をチェックすることができる、無料のアメリカとイギリスの評価サイトの使い方を紹介しています。

愛犬には安心できるドッグフードを食べさせてあげたいですね!

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