我が家の愛犬ミニチュアダックスフントのモモはいま17歳で、まだまだ元気です。
でも、15歳くらいから血液検査をすると膵臓の値が悪くなってきてしまいました。膵臓が悪くなるのは、高脂肪の食べ物やおやつをあげていたり、遺伝であったりと、いろいろな原因があるらしいので、モモがどうして膵臓が悪くなったのかはわかりません。食いしん坊なのでいろいろあげすぎたのか…。
モモの場合は、膵臓の値がいつも悪くてふりきっているので、急性膵炎ではなく慢性膵炎という診断です。
かかりつけの獣医さんによると、悪くなったワンコの膵臓を治す良い市販薬はいまのところないので、「食べ物でコントロールするのが一番重要」とのことでした。
また、ぐったりして具合が悪そうなときは食事を数日間一切与えない、いわゆる「断食」が膵臓には一番効果的とのことです。
膵炎だとわかってからいろいろなドッグフードを試してきましたが、なんでも食べるモモなのに、低脂肪だと味がうすいようでいつも結局食べなくなってしまうのが悩みの種でした。
でも、獣医師・Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食・【膵臓の健康サポート】にしてからは、体調も良くなって落ち着いていますし、1年以上ずっとリピートして食べ続けています。
愛犬が慢性膵炎で何を食べさせたらいい?
こんなお悩みをお持ちの方の参考に少しでもなればうれしく思います。
膵臓の悪いワンちゃんにおすすめの食事 5つのポイント
膵臓の悪いワンちゃんに適した食事は、病気の症状を軽減させてあげるためにとても大切。
膵臓が悪いと糖尿病、炎症、腫瘍など様々な問題を引き起こす可能性もあるため、かかりつけの獣医師さんのアドバイスを受けて、適切な食事プランを立ててあげることが重要になってきます。
獣医師さんに教えていただいた、膵臓の悪いワンちゃんにおすすめの食事についたは、大きく5つのポイントがあります。
- 高タンパク質食品を与える
- 低脂肪食品を与える
- 繊維質食品を与える
- 加熱処理された食品を与える
- 獣医師が推奨する専用の療法食を与える
1. 高タンパク質食品を与える
膵臓の病気では、消化酵素を生産する能力が低下しているので、消化しやすいタンパク質が必要です。肉、魚、卵、豆類などの高タンパク質食品を含む、消化しやすくて、良質なタンパク質を含む食品を選ぶと良いとされています。
2. 低脂肪食品を与える
膵臓の病気では、脂肪の消化が困難になる可能性があります。そのため、低脂肪食品を選ぶことが重要になってきます。例えば、鶏むね肉などの低脂肪タンパク質源があげられます。
3. 繊維質食品を与える
消化器官の健康維持のために、すい臓の病気の犬には繊維質が豊富な食品を食べさせることが重要です。野菜、玄米などの繊維質食品を選ぶと良いとされています。
4. 加熱処理された食品を与える
生食は、膵臓の問題を抱えた犬にとっては消化が困難な場合があります。加熱処理された食品は消化が容易なので、膵臓の問題を抱えたワンちゃんに適しています。例えば、焼いた鶏肉、茹でた野菜、茹でた卵などがあげられます。
5. 獣医師が推奨する専用の療法食を与える
獣医師が推奨する専用の療法食は、犬の膵臓の状態に合わせて設計された栄養バランスが取れた食品です。
消化や吸収に問題があるワンちゃんに、消化しやすく栄養価の高い食品を与えることが出来るようになります。
我が家ではかかりつけの獣医師さんとも相談して、獣医師さんが推奨する専用の療法食「Dr.宿南キセキのごはん」シリーズの「膵臓サポート療養食」をあげることにしました。
Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食・【膵臓の健康サポート】とは?
獣医師・Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食とは、獣医師の宿南章(しゅくなみあきら)先生が開発した犬用療法食のドックフードです。
というとあやしい感じがするかもしれませんが(笑)、楽天の週間ランキングや療法食ランキングでも1位を獲得している人気の療法食です。
獣医師・Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食にはいろいろな種類があります。
- 皮膚の健康サポート
- 腎臓の健康サポート
- 肝臓の健康サポート
- 心臓の健康サポート
- 膵臓の健康サポート
- 関節・椎間板の健康サポート
- 介護サポート
- 満腹感サポート
- G.A.N.コントロール
「膵臓の健康サポート」は、犬のすい臓の健康維持の為に特別に調製された食事療法食です。
「膵臓の健康サポート」の特長
- 低脂肪
- 消化性が高い
- 着色料・香料・保存料などの添加物は一切使用しない
- 原材料はヒューマングレードレベル
- 安心の国産(日本産)
低脂肪
膵臓が悪くなった場合は、高脂肪のフードやおやつなどは膵臓に負担をかけて急性膵炎になる可能性があるため、絶対に避けなければならないそうです。
通常のドッグフードは脂肪分が15%以上ありますが、膵炎の子の場合のドッグフードは5%くらいが理想とされています。膵臓の健康サポートは、消化性の高い原材料を使用し、脂肪を調整し、低脂肪を実現しています。
良質のたんぱく質
犬の先祖はオオカミで肉食です。オオカミは動物性たんぱく質が含まれる野生の鹿肉を食べていたため 「膵臓の健康サポート」には生の新鮮な鹿肉がふんだんに使用されています。
消化性が高い
「膵臓の健康サポート」は、鹿肉を麹で熟成させることで、普通のドッグフードよりも消化しやすくなっています。
さらに原料を30時間煮込みことで消化しやすくなっていて、子犬やシニア犬でも食べやすくなっているそうです。
粒の太さは3~4mmくらいで長さは1cmくらいです。細くて、手でもカンタンに折れるくらいなので、使いやすいと思います。
水でもお湯でも少しおいておくとふやけてやわらかくすることもできます。
着色料・香料・保存料などの添加物は一切使用しない
健康サポートのドッグフードに使用している肉や油脂、原材料などは、着色料、香料、保存料などの添加物を一切使用しておらず、遺伝子組み換えの原材料も使われていません。
ヒューマングレードレベルの安全性
ドッグフードで使っている主要な原材料は、ヒューマングレードレベルです。安全で厳選された高級食材を使用しています。
実際、モモにあげるときにはわたしやケンが口の中でくだいてからあげているのですが、ちょっと食べてしまうときもよくあります(笑)。でも、変な味は一切せず人間が食べてもよさそうな味わいです。
焙煎玄米、大豆、小麦、鹿肉(生)、牛肉(国産)、動物性油脂、クマザサ(天然)、酵母、米麹、海藻、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、クロール、ナトリウム、亜鉛)、アミノ酸類(アルギニン、タウリン、L-メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、E、D、パントテン酸Ca、ナイアシン、葉酸)
原材料を見ても変な添加物などは一切入っておらず消化が良く良好な材料を使用していることがわかりますね。
安心の国産(日本産)
獣医師・Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食のシリーズは、すべて原産国は日本(国産) です。国内の工場で職人が作っているとのことで、安全性が高く安心です。
大事な愛犬に食べさせるドッグフードですから安全性が高くないと心配ですよね。
【膵臓の健康サポート】の 栄養成分
粗蛋白 23%以上 粗脂肪 5%以上
粗繊維 6%以下 粗灰分 9%以下
水分 6%以下 エネルギー 340kcal/100g
このように【膵臓の健康サポート】の 脂肪は5%以上とかなり低めです。
【膵臓の健康サポート】の 給与量
どのドックフードでもそうですが、ワンコの体重によってあげるドックフードの量も違います。
膵臓の健康サポートは体重1kg あたり10g (7~15g)が推奨の給与量です。
モモは5キロ前後なので、1日あたり50g (35~75g)になります。しばらくは1日70gあげていて、朝ごはんと晩ごはんは25g、おやつに20gあげてきました。
いまは、4.6キロになっているので1日あたり50gで朝ごはんと晩ごはんは25gずつ、あと少しだけ鶏肉のささ身をトッピングしてあげています。
おやつにはサツマイモをあげてもいいということだったので、サツマイモを丸ごとゆでて皮をむいておやつ代わりにあげています。昔たっぷりあげていたワンコ用の市販のサツマイモおやつなどは一切あげていません。
できれば小分けにして与えることも重要なポイントです。
大量の食事を一度に与えると、消化器官に負担がかかる可能性があります。そのため、小分けにして、一日に何回かに分けて食べさせる方がからだに負担がかからず望ましいとのことです。
Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食・【膵臓の健康サポート】の感想
膵炎用の犬のドックフードや療法食はいろいろありますよね。モモもいろいろな低脂肪のドッグフードを試しました。
- ヒルズ 食事療法食 犬用 i/d ローファット 消化ケア ドライ
- ロイヤルカナン 療法食
- 犬心
あとは、小袋のサンプル品もいろいろ試しました。でも、結局まったく食べなかったりちょっとしたら食べなくなったりしてしまっていました。
そんな中、ワンコ友達から聞いたのが獣医師・Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食・【膵臓の健康サポート】です。
このドッグフードは1 kgあたり4,970円 (税込)と高いのですが、100g 528円 (税込)のお試しがあるので安心して注文できました。
お試しで買ったフードをモモがパクパク夢中で食べたので「これだ!」と安心して通常品を買うことができました。
ちなみに、最初は直接販売しているサイトで買っていたのですが、ふだん楽天を使っているので2回目からは楽天で購入しています。
犬用食事療法食・膵臓の健康サポート1kg入り・Dr.宿南のキセキのごはん(鹿肉ドッグフード/ベニソン/国産/無添加/デイリースタイル/犬/獣医師開発)
定期購入すると12%引きなので最初は定期購入していたのですが、たまっていったり足りなかったりするので、最近は一回に3袋購入しています。
一回の注文が9,800円以上だと送料が無料になるので3袋購入していますが、だいたい40日に一回注文している計算になります。
モモは、こんな感じでいつも膵臓の値(リパーゼ)が悪い方にふりきっているのですが、体調自体はわりとよくてごはんも食べるしお散歩もしています。
ごはんがおいしくてちゃんと食べているのでエネルギーがちゃんと摂取できているからかもしれません。
Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食・【膵臓の健康サポート】の口コミ
獣医師・Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食・【膵臓の健康サポート】の口コミをいくつご紹介します。
Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食・【膵臓の健康サポート】まとめ
獣医師・Dr.宿南のキセキのごはん 犬用食事療法食・【膵臓の健康サポート】は安心の国産です。
低脂肪で鹿肉や牛肉という良質なたんぱく質を使っていて、さらに消化性が高くなるように工夫されています。
着色料・香料・保存料などの添加物は一切使用しないというがんこなポリシーで作られていて原材料はヒューマングレードレベルと安全・安心です。
ほかの低脂肪ドッグフードと違ってモモはずっとおいしそうに食べてくれます。
おいしいっ!
すぐに割れるので細かくすることもできますし、お湯にもかんたんにふやかすことができます。
膵臓に問題のあるワンコにとてもおすすめの療法食です。
膵臓が悪いうちの子に何を食べさせればいいの?
こんな方はぜひ一度試してみてくださいね。