iDeCoで掛け金を運用したら実際にどんな感じで運用できるのか知りたい!
iDeCoの運用を始めるまでは、実際に資金の運用状況がどうなるか、ぜんぜんわからないですよね。
この記事では、約2年前、正確には26カ月前にはじめた、わたしのiDeCo資金運用状況がどうなっているかを、ご参考までに公開します。
2年前からSBI証券でiDeCoをはじめました。
※2020年5月末現在の資産残高も追記しました。2020年3月頃からのコロナウイルスの相場下落の影響を受けた上での残高です。
実際の資産運用例をみてみましょう
iDeCoに加入して運用が始まると定期的に金融機関から報告書が届き、自分の資産がどうなっているかを確認することができます。
この報告書以外にも、インターネットを通じていつでも自分の資産を確認することができます。
わたしの毎月の掛け金は23000円。当時はiDeCoについて良くわからなかったこともあり、金融機関は商品数が一番多いSBI証券を選びました。
商品は、国内外の株式・債券商品を組み合わせて選択しました。
2019年9月24日現在、26カ月間で元本598,000円を拠出、資産は607,127円となっています。
iDeCoの現在の掛け金の配分
わたしはこのような組み合わせで資産を運用しています。
- 国内株式パッシブ型:20%
- 国内債券パッシブ型:20%
- 海外株式パッシブ型:30%
- 海外債券パッシブ型:30%
この26か月間自分では何もせず、すべて運用は投資信託にまかせています。
iDeCoの現在の資産状況の具体的な数字とグラフ
ちなみに現在までの運用では以下の順番に利益がでています。
- 海外株式パッシブ型(黒字)
- 海外債券パッシブ型(黒字)
- 国内債券パッシブ型(黒字)
- 国内株式パッシブ型(赤字)
具体的な資産状況は、証券会社のホームページで随時みることができます。
このようなグラフで確認できるのでわかりやすいですね。
でも、この2年間で16万円以上のお金を節税することのできたので、iDeCoに加入したのは大正解でした。
2020年5月29日現在の資産残高を公開:コロナウイルスの影響は?
直近12か月の資産残高の推移のグラフです。青い●が拠出金合計、緑色のグラフが資産残高です。
2020年3月と4月には、コロナウイルスの影響で相場がリーマンショック以上の下げ幅となってしまいました。
3月と4月は、資産残高が拠出金合計の金額を下回っているのがわかりますね。
我が家では、マネーフォワードという家計簿アプリをもう5年ほど愛用しています。
銀行や証券会社はもちろん、iDeCoも連携させています。マネーフォワードでは資産が見える化できるのでおすすめ!
投資信託や株式などの運用商品の推移もすぐにチェックできます。
3月は特に下落が大きくてショックを受けるので、投資信託や株式の推移はなるべく見ないようにしていました(笑)。
いまは5月末ですが、だいぶ持ち直しました。
2020年5月29日現在は、34カ月間で元本782,000円を拠出、資産は790,437円となっています。
2019年9月のときも今回も、日本株インデックスがマイナスになっていますね…。
でも、運用結果がマイナスになっていても、その投資信託を売却して損益を確定させない限り、「下げ含んでいる」だけです。
持ち直すまで待っていればいいので、あせって損失を確定させたりしないようにしたいですね。
今回は、コロナウイルスの影響でもっと損失が出ているのかと思いましたが、案外そうでもなかったので一安心。
他の金融商品に比べると安全性が高い、日本債券と海外債券を組み込んでいるのも良かったのだと思います。
まとめ
この記事では、iDeCoで毎月積み立てている掛け金が、どのように運用されているのかを実際の資産残高の推移をみながらご紹介しました。
現在は若干利益が出ている状況ですが、相場はそのときの景気によって下がったり上がったりします。
もちろん相場が下がったときは持っている投資信託の価額が下がってマイナスになる場合もあります。
投資信託の場合はドルコスト平均法によって平準化するので、相場が下がっても焦らずに長い目で見守っていきたいですね。
毎日チェックしたりせずに、ときどき確認する程度で大丈夫ですよ~。
もう少し違う商品に変更したい場合はこちらの本も参考になります。