土曜日に自宅で3本の映画を観ました。久しぶりに集中して観ましたが、どの作品もおもしろくそれぞれジャンルが違うので一気に観ることができました。なんといっても凄いのは2月9日(日)にアメリカロサンゼルスでおこなわれる2020年アカデミー賞にノミネートされている3作品を観ることができたところです。
3作品とも、映画ネット配信NetFlixが手がけたネットフリックスのオリジナル作品です。
1.マリッジストーリー
ノミネートされた6部門:作品賞、主演男優賞(アダム・ドライバー)、主演女優賞(スカーレット・ヨハンソン)、助演女優賞(ローラ・ダーン)、脚本賞、作曲賞
速報: 2020年第92回アカデミー賞は、ネットフリックスから「マリッジストーリー、ローラ・ダーン」が助演女優賞を受賞しました!
2.アイリッシュマン
ノミネートされた10部門:作品賞、監督賞、助演男優賞ダブル(アル・パチーノ、ジョー・ペシ)、脚色賞、衣装デザイン賞、視覚効果賞、撮影賞、編集賞、美術賞
3.2人のローマ教皇
ノミネートされた3部門:主演男優賞(ジョナサン・プライス)、助演男優賞(アンソニー・ホプキンス)、脚色賞
昔は映画の場合、アメリカと日本の間で公開日に違いがあって、アメリカで放映がスタートして人気が出ると日本で公開されるような映画もけっこう多かった時代もありました。
アカデミー賞が開催され受賞作品が決まるよりも前に、アカデミーノミネート作品を日本の映画館で観ることができるのはめったに無かったと思います。アカデミー賞を受賞した後に、数か月して日本の劇場で公開されるというパターンが多かったですね。
時代は変わり、映画もネット配信で手軽に自宅でも外出先でもいつでもどこでも好きな時に観ることのできる現在。そのネット配信の最先端を進むひとつ、Netflixが自ら手掛けた映画作品が、近年アカデミー賞にノミネートされ受賞するということが多くなってきています。
ネット配信会社のオリジナル作品ですから配信されるのも映画よりずっと早くなりました。そして今回のアカデミー賞のように、日本でも賞の授賞式よりも前に観ることができるようになっているのです。
2020年のアカデミー賞では、我が家で観た3作品の他にも、長編アニメ賞で2作品がNetflixオリジナル作品からノミネートされました。
4. 失くした体 (フランスのアニメです)
5.クロース(アメリカのアニメ)
6. アメリカンファクトリー
ノミネートされた部門:ドキュメンタリー賞
今年は日本時間で2月10日(月)の朝にアカデミー授賞式がスタートです。授賞式前に観ることのできた3作品がどうなるか楽しみです!
速報: 2020年第92回アカデミー賞は、ネットフリックスから「アメリカンファクトリー」がドキュメンタリー賞を授賞しました!