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TOTOの蛇口「TK233」断熱キャップの代替品を取り付けたレビュー

TOTOの蛇口「TK233」断熱キャップの代替品を取り付けたレビュー 生活・健康

我が家の台所の水道の蛇口の先の白いプラスチックのところがだんだんダメになってきて、水の出るネジのところが経年劣化なのか割れてきてしまいました。

ということで、白いプラスチック部品を交換するためにTOTOに問い合わせすることにしました。

マンションに入居時にもらった取扱説明書によると、蛇口の型番はTOTOの「TK233」。蛇口の先の白いプラスチック部分は「断熱キャップ」と言うらしく、型番「THY-614-3」でした。ちなみに、「TK231」型の場合も断熱キャップは同じく型番「THY-614-3」のようです。

ところが、なんとTOTOによるとすでに「TK233」は廃盤になっていて、断熱キャップ「THY-614-3」ももう生産は終了しており、互換品も紹介できない、とのことでした!

すでに2015年頃には廃番になっていたらしく楽天にもありません。

Amazonではかろうじて売っていたのですが、なんと「14,800円」もします!もとはたぶん800円くらいなので、17倍?18倍?高すぎじゃないですか!!!

これなら水道の蛇口自体を交換するべきなのか…。でも、断熱キャップ以外は問題ないし、取り換えるのはもったいない…。それに、我が家は食器洗機に分岐しているので、業者に交換してもらうとさらに費用がかかってしまいます。

Amazonのレビューを見ると、「THY-614-3」の断熱キャップの代替品としてSANEIの「PM51」を使っている人がいるようでした。でも、くわしいレビュー記事もないし、両方の製品の寸法が違うのに本当にうまくいくのか心配でした。

蛇口自体を交換したら工事費用も入れて3万円以上、でもSANEIの「PM51」は785円と安いのでダメ元で試してみることにしました。

ミッキー
ミッキー

この記事では、TOTOの「THY-614-3」の代わりにSANEIの「PM51」を代替品として使ってみて結果的に成功しましたので、交換が完了するまでの様子をお伝えしたいと思います。

両方の断熱キャップの寸法が違うので注意点もあります。ぜひ最後まで読んでくださいね。

TOTOの蛇口「TK233」や「TK231」の断熱キャップ「THY-614-3」が割れたりダメになったりしてお困りの方、自分で互換品に交換したい方の参考に少しでもなれば嬉しく思います。

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TOTOの蛇口「TK233」の断熱キャップ「THY-614-3」を取り外す

まず、現在の我が家の台所の蛇口はこんな感じです。

我が家の現在の蛇口

断熱キャップの先端の水が出る部分の吐水口(と言うらしいです)には最初は整流キャップという、水の流れを調節してくれる銀色のネジが付いていました。

でも、水をシャワーにしたくてずっと市販のシャワーヘッドを付けて使っていたので整流キャップはどこかへいってしまいました。

シャワーヘッドはプラスチックの吐水口の外ネジのところにつけていたのですが、ずっと使っていたせいか徐々にプラスチック部分が割れて欠けてきてしまって、最後にはもう外ネジが完全になくなってしまいました。

我が家の現在の蛇口2

こうなると、シャワーヘッドはもちろん、整流キャップも取り付けられないので、水がジャージャー出て飛び散ってしまう状態になっています。

我が家では、まずは、SANEI「PM51」を購入してみる前に、断熱キャップ「THY-614-3」が本当に取り外せるのかやってみました。取り外せないのに買ってもしょうがないですからね。

ミッキー
ミッキー

取り外し方はこちらを参考にしてみてくださいね。

我が家の現在の蛇口

取り外し方の手順はこんな感じです。

【取り外し方の手順】
  • STEP 1
    整流キャップを取り外す

    整流キャップがある方は、時計と逆回りに回して外します。我が家では整流キャップはないのでこの工程はスキップしました。

    整流キャップ

    整流キャップ

  • STEP 2
    ブッシュを取り外す

    ラジオペンチ

    ラジオペンチ

    ブッシュ

    ブッシュ

    断熱キャップの中には、ブッシュと呼ばれているプラスチックの白いキャップのようなものが入っています。これを細いものやラジオペンチなどで取り外します。

    ブッシュを外さないとどれだけ引っ張っても断熱キャップは抜けないので、まずはブッシュを抜くようにしましょう。

    中の方が見えづらい場合は、のぞきこまないでも先端に鏡をあてて見るととよく見えますよ。

  • STEP 3
    断熱キャップを取り外す

    たぶん断熱キャップが固く蛇口に固着してしまっている場合が多いと思いますので、断熱キャップを取り外すのは結構力がいると思います。

    我が家では、だいぶ前に銀行の景品でもらったゴム滑り止めマットを使って強めにひっぱったら割とスムーズに取り外せました。

    ゴムマット

    ゴムマット

    外した断熱キャップ

    外した断熱キャップ

  • STEP 4
    Oリングを取り外す

    さらに、蛇口の周りにOリングという黒い輪ゴムのようなものが挿入されていますので、これも取り除きます。ゴムが劣化していて手が黒くなるのでご注意ください。

    こちらがOリングを外したところです。

    Oリングを外した蛇口

ミッキー
ミッキー

これで断熱キャップが無事に取り外せました。Oリングのついていた付近はゴムが一部溶けてくっついていて汚いので、蛇口の先の周囲をふきとってきれいにしておきます。

互換品のSANEIの「PM51」を購入

我が家では、断熱キャップが取り外せることを確かめたところで、Amazonで互換品のSANEIの「PM51」を購入しました。

プライム会員だと翌日には配送されてとても便利です。

SANEIの「PM51」はこちらから購入できます。800円弱くらいで1000円でおつりがくるくらいです。わたしが購入した時は785円(税込)でした。

Amazonのレビューでは、「取り付けた後に水が少しもれる」という人もいたので、我が家では水もれ防止シールも買っておきました。安いしほかの用途にも使えるので念のために購入しておいてもいいかもしれません。

購入したのはこちらです。

購入した補修テープと水栓用品

購入した補修テープとPM51

カクダイ シールテープ テープ幅13mm。5mを購入して154円(税込)。でも1mのテープもありました。

SANEIのホームページによると、「PM51」の寸法はこんな感じです。

PM51サイズ

出典:SANEI HP

こちらが実際に購入したSANEIの「PM51」です。

SANEI PM51 前

SANEI PM51 後ろ

SANEI PM51 ラベル説明

PM51の付属品

PM51の付属品

SANEIの「PM51」のほうが奥行が長いですが、見た感じでは確かに楕円形の形状としてはTOTOの断熱キャップ「THY-614-3」に近い感じです。

Amazonでみたレビューでは、そのまま取り付けた人とキャップの内側をやすりで少し削った、という人がいました。

たしかに、ちょっと差し込んでみた感じはそのままするっと入る感じではなく、断熱キャップの寸法としてはかなりきつい感じです。

我が家でもSANEIの方の断熱キャップの内側をやすりで削るべきかちょっと悩みましたが、「挿入した後に少し水漏れがする」とう方もいたのと「そのまま挿入してうまくいった」という方がいたので、そのまま削らずに差し込むことにしました。

互換品のSANEIの「PM51」を取り付けるための事前の準備

早速、SANEIの「PM51」を蛇口に取り付けていきたいのですが、まずは事前準備をしておきます。

事前に準備すること

事前の準備として、「PM51」についている銀色の整流キャップをはずしておきます。

整流キャップを外したところ

次に、付属のOリングを先程外したOリングの入っていた部分に差し込んでおきます。

付属のOリングを差し込んでいるところ

こちらが差し込んだところです。

Oリングをはめたところ

用意するもの

プラスチック用の樹脂ハンマー(プラスチック用ハンマー)かタオルと金づち

用意するもの かなづち

用意するもの タオル

先ほどもお伝えしたように、TOTO「TK233」の蛇口とSANEIの「PM51」の寸法がほぼ同じなのかそのまま手で挿入することはできないような硬さです。

プラスチック用ハンマーか、プラスチック用ハンマーがない方はタオルと金づちを用意しておきましょう。

Amazonのレビューでは、割れないようにプラスチック用の樹脂ハンマー(プラスチック用ハンマー)というハンマーを使った、という方がいらっしゃったのですが、我が家にはプラスチック用ハンマーはないのでタオルと金づちで代用することにしました。

タオルと金づちを使う場合は、断熱キャップ「PM51」が割れてしまう可能性があるので、そこは自己責任でお願い致します。

後から考えると、プラスチック用ハンマーも安いですし、今回の作業がスムーズに進みそうですし他にも使えるので1つ買っておいてもいいかもしれません。

互換品のSANEIの「PM51」を取り付ける

事前の準備が終わったら、早速、SANEIの断熱キャップ「PM51」を蛇口に取り付けていきます。

キャップを差し込んでいるところ

と言っても、蛇口に断熱キャップを差し込んで、ひたすらタオルで断熱キャップを保護しながら金づちを使ってたたいて押し込んでいくだけです。

金づちを使っている場合は、手をけがしないようにくれぐれもご注意ください。

我が家の場合はタオルと金づちを使ったので、断熱キャップ「PM51」が割れるのがこわくて最大限の力は入れられず、中程度の力でたたいていたのとやすりで削っていないので、時間がかかってしまいました。

PM51をかなづちで差し込んでいるところ

結局、挿入し終わるまでは40分間くらいかかったでしょうか。長かった…(笑)。

途中で何度も「このままでは入らないかも」と思って抜いてからやすりで削ろうと思ったのですが、いまさら抜くのも大変ですし、それでも少しづつは進んでいくのでがんばりました。

PM51をかなづちで差し込んでいるところ

最後は、Oリングの手前のところでぜんぜん動かなくなったのですが、割れるのを覚悟で最後は怒りをぶつけて(笑)、タオルを厚くして思い切りたたいたらこのように入りました!

PM51が最後まで入ったところ

後から考えるとやっぱりプラスチック用ハンマーがあると、割れる心配をせずに思い切りたたけるのでもっと早く完了したのではないかな、と思います。

我が家では大丈夫でしたが、タオルと金づちを使うと断熱キャップが割れる可能性があるので、そのあたりはくれぐれも注意して試してみてください。

整流キャップを取り付ける

断熱キャップが入ったら、本当は付属のピンを挿入して断熱キャップを固定させるのですが、こんなにしっかりと挿入されていて絶対に抜けそうもないのでピンの挿入は省略しました。

先端に銀色の整流キャップを回して取り付けたら完成です!

PM51の整流キャップのとりつけ

水もいい感じに出てきて水漏れ防止シールを貼らなくても水漏れもまったくありません。あきらめないで良かった…。

水を流したところ

まとめ:TOTOの蛇口「TK233」断熱キャップの代替品を取り付けたレビュー

TOTOの蛇口「TK233」断熱キャップの代替品を取り付けたレビューまとめ

いや~大変でしたがやってみて良かったです。本当にTOTOの蛇口「TK233」の断熱キャップ「THY-614-3」はSANEIの断熱キャップ「PM51」で代替することができました。

タオルと金槌を使ったので割れないかとビクビクしながらたたいていたのと、寸法がほぼ一緒なせいかなかなか断熱キャップが入っていかず40分もかかって大変でしたが、見た感じも新品で、使った感じも完璧です。

もっと楽に取り換えたい方は、最初にSANEIの断熱キャップ「PM51」の内側をやすりで少し削っておくか、プラスチック用ハンマーを使うことをおすすめします。

ただ、我が家の場合はそのままでもうまくいって水漏れもまったくありませんでした。

また、金槌を使う場合はくれぐれもけがをしないようにご注意くださいね。

ミッキー
ミッキー

この記事が少しでも断熱キャップ「THY-614-3」の代替品を探している方の参考になれば嬉しく思います。

この記事を書いた人
Ken&Mickey

今日もご覧いただきありがとうございます!

首都圏在住、アラフィフの夫婦2人でこのブログを運営しています。

名前は「ケン」と「ミッキー」です。愛犬のダックスフンド「茶太郎」と「モモ」と暮らしています。 

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