こんにちは、元英語講師のミッキーです。
- いきなり講師と英語で話す自信がない。
- 教材の英語を口に出すだけで英会話力が身につくか不安。
- 日常会話とビジネス会話を一つの料金プランで勉強したい。
- 予習や復習もしっかりとできる学校はあるの?
アメリカ留学後に大手の英語学校でTOEFLと英会話を教えていたので、最近オンライン英会話学校についてこんな質問をよく受けます。
そこで、オンライン英会話の中でどこがいいのかを実際に体験して探してみることにしました。元英語講師なので、自分の経験を踏まえてシステムや講師のチェックもしっかりしましたよ!
今回は「ベストティーチャー」を取り上げます。
「Best Teacher」は、会話するだけではなく、「書く→添削・練習(聞く&読む)→話す」を繰り返して行い、正しい英語を定着させるという、画期的な独自のメソッドを採用しています。
この記事では、「ベストティーチャーの独自のメソッドは本当に効果があるのか?」ということを元英語講師の目で厳しくチェックしました。
結論として、ベストティーチャーは、実際に話す前に事前に練習ができるので、本番のレッスンでもかなりしゃべることができます。また、必ず文章を自分で書いてから話すため、ただ単に英会話をするよりも確かに英語が定着しやすいと感じました。
公式HP:https://www.best-teacher-inc.com/
この記事では、ベストティーチャーの独自メソッドはなぜいいのか?そしてベストティーチャーのメリットとデメリットについても正直にお伝えしていきたいと思います。
「いろいろあるけど、どのオンライン英会話を選んだらいい?」と悩んでいる方の参考に少しでもなればうれしく思います。
大学は英語学専攻。2年間のアメリカ留学を経て英語講師を8年経験。その後は約15年間、海外業務と翻訳の仕事をしています。たまに通訳も。ずっと英語畑です。
TOEIC990点、英検1級、通訳案内士
実際に体験したからわかった!ベストティーチャーはこんな人におすすめ
ベストティーチャーはこんな人に特におすすめのオンライン英会話です。
- 英会話初心者・中級者
- 他の学校で効果を感じられなかった
- レッスンの数をこなしていく自信はある
- 事前学習は得意
- 英語を書くことにも多少興味ある
- ネイティブからのレッスンも受けたい
おすすめ!
逆に、ほかのオンライン英会話の方がいいんじゃないかな、と思うのはこんな人です。
- 英語を書くのは考えただけで苦痛な人
- 英会話だけを重点的に勉強したい人
- なるべく手軽にレッスンを受けたい人
ただ、英語を書くことについて、べストティーチャーでは、画面の中にいろいろなヒント、例文、辞書機能などもあるため、比較的スムーズに文章を作っていくことができるよう工夫されています。
ベストティーチャーってどんなオンライン英会話?
ベストティーチャー(Best Teacher)とは、代々木ゼミナールなどを運営している企業のグループ会社の一つです。
オンライン英会話と言えば、ほとんどが英語の講師と会話をするところから始まります。
でも、「まだまったく英語を聞いたり話したりできない」という人にとっては、これはあまり効率的な勉強方法とは言えません。
しゃべれなくて苦痛で続かなかった…。
こんな方も結構います。
ベストティーチャーの最大の特徴は、外国人講師といきなり会話をするのではなく、まずは「英語の作文をすることから始めて、内容を頭に定着させてからスピーキングをする」ところです。
独自のコンセプトで日本e-Learning大賞のソーシャルオンライン英会話部門賞も受賞しています。
ベストティーチャー 独自レッスンの流れ
ベストティーチャーのレッスンは、かんたんにまとめるとこのように進んでいきます。
- STEP 1トピックを選ぶ1000以上の日常生活やビジネスシーンでの様々な場面(=トピック)から、自分が勉強したいトピックを自由に選ぶ。
- STEP 2英作文を作る講師からの質問に答える形でトピックに沿った英作文を作る。
- STEP 3講師が添削する自分の作った英作文が講師によって正しい英語に添削され、音声データと一緒に帰ってくる。
- STEP 4読む・聞く・話す練習を繰り返す正しく添削された英文と音声データで、読む・聞く・話す練習を繰り返し行う。
- STEP 5講師とスピーキング実際に練習してきた場面・トピックについて、講師とマンツーマンでスピーキングレッスンを行う。
「書く → 読む・聞く → 話す」というサイクルを何度も繰り返す。
この方法で、ほかの英会話スクールで挫折してしまった人でも、徐々に自信をつけながら短期間で英会話のスキルを身につけていくことができるのです。
ベストティーチャーの基本的な料金やサービスは?
次に、ベストティーチャーの基本的な料金プラン、サービスの概要を見ていきます。
ベストティーチャー3つの料金プラン
ベストティーチャーでは大きく3つのプランが用意されています。
何といっても基本プランとなる「通常コース」で日常英会話とビジネス英会話の両方を学ぶことができるのが嬉しいポイントです。
プラン | 目的 | 料金/月 (税込) |
通常 コース |
日常英会話 ビジネス英会話 様々な場面での英会話 |
12,000円 |
試験対策 コース |
TOEFL iBT・TOEIC SW IELTS・TEAP・GTEC CBT 各種試験対策 |
各16,500円 |
英検®対策 コース |
英検®1級・準1級 英検®2級・準2級 英検®3級の各種試験対策 |
各16,500円 |
ちなみに「試験対策コース」と「英検対策コース」の料金プランを選んでも「通常コース」のレッスンを無料で受けることができます。
ベストティーチャーのレッスン可能時間と講師
項目 | 内容 |
受講可能時間 | 24時間 |
レッスン時間 | 25分/レッスン(Speaking) |
講師国籍 | 多国籍 |
講師数 | 約1,000人 |
ベストティーチャーは24時間いつでも好きな時にレッスンを受けることができます。講師は多国籍で現在約1000人の講師が在籍しています。
セルビア人の講師がが全体の3割と多いです。私もセルビア人の先生を受講しましたが英語はとてもきれいで親切な先生方でした。
ベストティーチャーのすごいところはネイティブの講師が全体の約2割在籍していて、そのうち半分近くがアメリカ人の講師であるところです。さらにどの国籍の講師を予約しても国籍の違いで追加料金などが発生することはありません。
ベストティーチャーのレッスン回数と予約
項目 | 内容 |
レッスン の流れ |
Writingレッスン→添削・練習→ →Speakingレッスン (25分間) |
レッスン受講 可能回数 |
WritingレッスンとSpeakingレッスン →受講可能回数の制限なし 同時に受講可能なWritingレッスン (トピック選択〜添削返却)は3つまで 添削完了後、新しいWritingレッスンが ひとつ開始できるようになる |
予約 Speaking レッスン |
レッスン開始の20分前~翌日まで Writingレッスンを終了しないと予約不可 1度に予約可能なSpeakingレッスン: 1件 1日の受講回数制限はない |
予約 キャンセル |
レッスン開始時間の30分前まで可能 キャンセルしないで欠席 →その日のレッスンが消化される |
Writingレッスン → 添削・練習 → Speakingレッスン → 復習 という流れで進行していきますが、Writingレッスンの講師は選ぶことはできません。メールでのやり取りになります。また同時に受講可能なWritingレッスン(トピック選択〜添削返却)は3つまでとなっています。
ひとつのトピックのWritingレッスンが終了して添削文と音声データを受け取り練習を完了するとそのトピックのSpeakingレッスンを予約することができるようになります。
Speakingレッスンでは、自分の好きな講師を選んで受講することができます。
ベストティーチャーSpeakingレッスンのシステム環境
項目 | 内容 |
環境 | パソコン、スマホ、タブレット 独自システム・アプリ「ベストーク」 希望すればSkypeでも受講可 |
公式HP | https://www.best-teacher-inc.com/ |
ベストティーチャーでは独自の通信システム「べストーク」を開発していて、画面に自分の作成した英文教材を映しながらレッスンしたりメモをとったりすることができるようになっています。
Skypeでの受講も希望すれば可能ですが、「べストーク」での受講が便利でおすすめです。尚、一部の講師はSkypeでのみ受講可能という講師もいらっしゃいますので注意してください。
つぎに、実際にわたしがベストティーチャーのレッスンを体験して「ここがおススメ」と思ったポイントを6つお伝えします!
ベストティーチャーのおすすめポイント【7つ】
ベストティーチャーがおすすめな理由はこの7つです。それぞれなぜおすすめなのか、その理由も詳しく説明しますね。
ベストティーチャーがおすすめな理由① 正しい英語を定着させる独自のメソッド
繰り返しになりますが、ベストティーチャーの学習方法は、ほかのオンライン英会話とはまったく異なる独自のカリキュラムで構成されています。
基本的なこの3つのサイクル+復習を繰り返します。
まず書いてから話すってどういうこと?
そう、まずライティングをしてからリスニングやスピーキングの練習をする、というシステムなんですよね。どういうことなのか詳しく見ていきましょう!
ベストティーチャーの実際のレッスンはこのような流れが基本です。
一つずつ詳しくご説明します。
① 書く (Writing)レッスン
- 英作文を書く:自分の選んだトピックについて講師から最初の質問があるので、回答を英語で作って講師に送信する
- 講師から返信:講師から簡単なコメントと次の質問が送られてくる
- 講師が添削:①と②を最大で5回やりとりしたあと、ぜんぶのやりとりを講師が添削した文章とやりとりを音声にしたデータが送られてくる
通常コースのレッスンで、日常英会話とビジネス英会話の両方を受講できます。また講師とレッスンできるトピックは1,000以上用意されています。
自己紹介、趣味、週末の予定、会社紹介、商品説明、英文メール添削、英語日記添削、プレゼンテーションなど、他多数
生活の様々な場面を題材にしたトピックが豊富にあるので、自分で作って話してみたいトピックが必ず見つかるはずです。万が一お気に入りのトピックが見つからない場合は、自分で「このトピックについて話したい」とリクエストすることも可能です。
英語で日常会話を「話す」だけではなく、英文法の間違いもしっかりと指導してもらえるのがベストティーチャーの特徴の一つです。
講師から添削英文と音声データが送られてきたら「書くレッスン」は完了。世の中に一つだけの「オリジナル教材」が完成します。
② 読む (Reading) & 聞く (Listening)レッスン
- 読む:講師が添削した文章を読んで理解する
- 聞く:講師が吹き込んでくれた音声を聞いて理解する
- 練習:話す(Speaking)レッスン前の練習を何度もしておく
次に、スピーキングの準備をします。自分だけのオリジナル教材の文章を読んで理解し、さらに講師が吹き込んでくれた音声を何度も聞く練習をします。
練習は、①チェッキングコレクション、②オーバーラッピング、③シャドーイング、④ディクテーションという英語学習に欠かせない4つの復習工程で画面が切り替わっていき、何回でも練習できるようになっています。
- チェッキングコレクション:添削文を見直す
- オーバーラッピング:英語の音声に合わせて発声する訓練法
- シャドーイング: 英語を聞きながら真似して発音する訓練法
- ディクテーション:読み上げられる音声を書き取る訓練法
わたしはリスニングとスピーキングの力を付けるには特にシャドーイングは必須だと思っています。かくいうわたしも20年以上、毎日最低15分間はNHK英語ニュースやBBCを聞きながらシャドーイングをしています。
シャドーイングで発音が格段に良くなりました。リスニング力も強化されるので、TOEIC990点の満点を取れたのもこのおかげかもしれません。
ディクテーションもリスニング力がアップします。地道な勉強法ですが、シャドーイング・ディクテーション・オーバーラッピングを組み合わせるとリスニングもスピーキングも飛躍的によくなるので、特に初級・中級の方にはおすすめの勉強法です。
③ 話す (Speaking)レッスン
- 話す (Speaking):練習してきた文章を講師と会話形式でアウトプット
- 復習:ダウンロードした音声を繰り返し聞いてリスニングとスピーキングの復習
添削・練習を終えるといよいよスピーキングのレッスンに入ります。英語の文章の中でわからないことがあれば、このときにじっくりと質問をすることができます。
- スピーキングは24時間、自分の好きな時間に予約可能
オンライン英会話では、どんな教材を使う場合でも必ず講師との英会話でスタートし、英語で会話をしながらレッスンが進んでいきます。このやり方も英語を話せるようになるにはいい方法ではあるのですが、以下のような場合にはあまり効果が感じられないかもしれません。
- なかなか思ったことを言えず、講師の話を聞いてばかりになってしまう。
- 教材に書いてある内容ではなく自分に合った内容を英語で話したい。
- ブロークンイングリッシュを話すのではなく、ちゃんとした英語を話したい。
- ビジネスで英語を使うのできちんとした英語を話さなければならない。
ベストティーチャーの方式であれば、このような方でもきちんと正しい英語を習得することができます。
講師の話を聞いてばかりになる人
事前準備で練習ができるのである程度の自信を持ってレッスンに臨むことができます。また最初に自分で英語の文章を書いてそれを頭の中にインプットしてからアウトプットのスピーキングをするので、ただ単に英語で会話をするよりも話がしやすくなります。
希望する内容を英語で話したい人
ベストティーチャーでは、それぞれの生徒が希望するシチュエーションに合った表現をまずはテキストにします。これにより、世界にただ一つの自分だけのテキストを作ってそれに沿って会話をすることができます。
正しい英語を話したい人
英会話を勉強している人に「あるある」なのが、なんとなく英語は話すのには慣れたけれど、正しい英語が話せているのかわからない、ということです。
通常の英会話学校では、講師は生徒の文法や単語の間違いを直してくれますが、時間の制約もあってすべての間違いを指摘してくれるわけではありません。このため、間違った英語を使っていても「なんとなく通じていればそのまま会話が進んでしまう」こともよくあります。
それはそれで「生徒の自信をなくさせない」とか「会話のテンポをくずさない」というメリットはあります。ただ、留学を考えている人、ビジネスマンなどは、なるべく正しい英語を話す方が望ましいですね。
ベストティーチャーであれば、講師が添削した自分の作ったテキストに沿ってスピーキングの練習をしますので、正しい文法や語彙を使ったスピーキングの訓練ができるのです。
このような、独特の英語の学習方法をするのがベストティーチャーのいちばんのおすすめポイントです。
ベストティーチャーがおすすめな理由② ライティングのスキルが身につく
ベストティーチャーは添削があってライティングのスキルアップができる数少ないオンライン英会話スクールです。
大学入学共通テストにおいて英語の民間4技能試験が導入されることになってから(現在は延期中)、もはや学生にとって書く(Writing)スキルは必須になりました。
ライティングは海外留学のために受けるTOEFLやIELTSでも必須ですし、学生はもちろんのこと、グローバルな仕事をするビジネスマンでも必ず必要になってきます。
実際にわたしが留学していたときや英語学校で教えていたときに感じたことは、
わたしも含めて「日本人は英作文のスキルが圧倒的に弱い」ということでした。
そもそもいままではライティングのスキルの必要性がリーディングやリスニングよりも低かったからなんですよね。英文ライティングの重要性は、大学に入学してから、さらには仕事を始めるとひしひしと感じることになります。
大学のエッセイで文法が間違っていたら評価が下がりますし、ビジネスで海外に間違いだらけの英文メールを送っていたら相手にどう思われるか心配ですからね。わたし自身も海外とのやり取りのメールは慣れましたが、翻訳で和文英訳をするときは最初はかなりの時間がかかって冷や汗のかきどおしでした。
リーディングの練習は学校でもずっとしてきていますし、日本人が弱いとされるリスニングも現在はPodcastやTEDなど、いろいろ独学で伸ばす方法があります。
でも、ライティングを強化する方法はなかなかないのが実情です。ライティングは添削をしてもらわないと正しい英語がわからないですからね。
自分の書いた文章を添削してくれる有料の校正サービスもありますが高額ですし、時間もかかります。研究者が書いた英語の論文を校正してもらう場合などと違って、一般的な文章を添削してもらうのはあまり現実的ではありません。
よって、ベストティーチャーのようなスクールで自分の書いた英語を常に添削してもらって、自分が冒しがちな間違いに気づくことがライティングのスキルをアップする一番の近道です。
「書く」力には文法・語彙も必要になりますし、ビジネスであればそれぞれの業界のビジネス特有の表現もあります。このようなスキルを包括的に学習することができるのが、ベストティーチャーの大きな特徴です。
文法を簡単に校正したい場合はグラマリー(Grammarly)のような自動添削ツールがおすすめです。
>> グラマリーの記事はこちら
ビジネスの英文ライティングを強化したい場合はこちらの記事をどうぞ。
>> 英文ライティングの記事はこちら
英作文を講師に送信する画面には、このように同じディスプレイ上でWeblio(ウェブリオ)辞書の機能が使えます。英語を作る時にWeblio英和・和英辞書で調べたい言葉を入力できるので便利です。
Weblio辞書は使いやすくてわたしも長年愛用しています。ウェブリオ辞書について詳しい記事はこちら
>> ウェブリオ辞書の記事はこちら
ベストティーチャーがおすすめな理由③ 豊富な資格・検定試験対策講座がある
ベストティーチャーは英文ライティングの学習ができるだけではありません。資格試験や検定試験の対策講座の豊富なラインナップがそろっています。
ベストティーチャーでは例えばこのようなコースが選べます。
- 通常コース(日常英会話・ビジネス英会話)
- TOEFL iBT対策コース
- IELTS対策コース
- TOEIC SW対策コース
- TEAP対策コース
- GTEC CBT対策コース
- 英検1級/準1級/2級/準2級/3級対策コース
ベストティーチャーの資格・検定試験対策のコースの特徴は、英語の4技能(Reading・Listening・Writing・Speaking)の中でも特にライティングとスピーキングを効率的に強化できることです。
すべてのレッスンは通常コースと同じく「書く→添削・練習→話す」という流れで進んでいきます。
先ほどもお伝えした通り、特にライティングに関しては、長年の経験を踏まえて研究し尽された対策講座で講師の添削をしっかり受けることによって短期間のスコアアップが図れます。
また、英検1級の対策コースとスピーキングの両方が勉強できるオンライン英会話はかなり少ないので、英検1級を目指す方にはベストティーチャーがおすすめです。
「英検対策コース」では、旺文社の問題集『英検®対策シリーズ』の問題を使って学習します。1次試験の英作文(エッセイ)の対策として添削が受けられるほか、2次試験の模擬面接を受けて練習ができます。
英検1級はふだん英字新聞を読んでいても出てこないような特殊な単語が出題されるので、試験対策をせずに合格するのは困難です。
実際、わたしも初めて受けたときには惜しいところで1次試験に不合格となり、対策講座で勉強して合格しました。せっかく1次試験に通っても2次試験のスピーキングで不合格になる人も多いので、講師とのスピーキングを通じて2次試験対策ができるのもポイントが高いです。
また、試験対策の中でもとくにイギリス・オーストラリア等の留学時に必要となる「IELTS」のスコアを上げたい人にはベストティーチャーがおすすめです。
なんといっても、IELTSを運営している公式団体「IDP」の全面バックアップを得て、IDPと一緒にオリジナル教材を作っているので、IELTSのスコアアップの方法を攻略し尽したクオリティの高い練習問題で勉強することができるからです。
試験・資格対策コースを受けていると通常の英会話のレッスンは受けられないの?
いえいえ、大丈夫です。ベストティーチャーのいいところは、試験・資格対策コースを取っていても通常の英会話コースもちゃんと受けられるところです。
試験・資格対策だけでなく、その時の気分やニーズに応じていろいろな教材を使って英語の学習ができるところがメリットのひとつです。
ベストティーチャーがおすすめな理由④ 英語教授法の資格を持った質の高い講師がそろっている
ほかのオンライン英会話では、英語が母国語・第二言語というだけで講師に採用されているケースもあります。教材を使って日常英会話を話すだけならそれでもいいかもしれません。
でも、英文ライティングの指導や資格試験・検定試験の対策の指導の講師は、英語を話すだけでは務まりません。
わたしたちが、日本語は母国語であっても日本語検定試験の講師はできないのと同じですね。講師としては特殊な専門知識が必要になります。
わたしは大手の英語学校の通学コースでTOEFLを教えていたことがありますので、「講師の力量」「教材の質」が生徒のスコアアップに大きく影響するのは実感しています。
その点、ベストティーチャーは、TESOLやTEFLのような(英語を母国語としない人たち向けの英語教授法)の資格を持っている講師を多く採用していますので、ティーチングスキルの高い講師がそろっていて安心です。
講師はこのように厳密な過程を経て採用されています。
検定試験・資格試験のスコアアップや合格への最大の近道は、質の高い講師に質の高い教材で教えてもらうこと。
これは、わたしが通訳アカデミーという専門学校に通ったことで、その当時は最難関で5%の合格率だった英語の「通訳案内士」の国家試験に1次も2次も1発合格したことで、実体験しました。
通訳アカデミーに行っていなければ100%合格していなかったと断言できます(笑)ので、専門の講座で勉強するのは費用はかかりますが最短で目標を達成できます。
とくに資格試験や検定試験を攻略するには、独学で勉強するよりも対策を知り尽くした専門のスクールで勉強するのが絶対に早道です。
ベストティーチャーの講師に関しては、講師のプロフィールのところで生徒のコメントが見れるので、コメントの内容を参考にして講師を選ぶこともできます。
ベストティーチャーがおすすめな理由⑤ ネイティブ講師も追加料金がない
ベストティーチャーのすごいところは、ネイティブの講師を選んでも追加料金がかからないところです。
ベストティーチャーでは、アメリカ、イギリス、フィリピン、カナダ、オーストラリア、セルビアなど、色々な国の講師がそろっています。
大手のオンライン英会話スクールで多国籍の講師のラインナップがあるところでも、ネイティブ講師を選ぶと追加料金がかかったり、そもそもネイティブコースでないとネイティブ講師が選べないスクールもあります。
講師はフィリピン人講師だけのところも多いですね。そんな中、ベストティーチャーはなんと定額制でネイティブ講師であっても課金する必要はありません。
いったんレッスンを申し込めばどの講師のレッスンを受けても追加で料金が発生しないのがベストティーチャーの安心ポイントです。
ノンネイティブの講師でもフィリピン人のように英語が準公用語の場合は英語の能力はネイティブと同じように高いのですが、ネイティブならではの言い回しや用語、そして発音を学習できるのがベストティーチャーのいいところです。
ベストティーチャーがおすすめな理由⑥ 独自の通信システムと使いやすいアプリ
ベストティーチャーでは独自の通信システム「べストーク」を開発していて、画面に自分の作成した英文教材を映しながらレッスンしたりメモをとったりすることができるようになっています。
また専用アプリをダウンロードすればiphoneやタブレットからも受講することができるのですが、これが使いやすくて助かります。ストレスなく外出先でも勉強することができます。
英文作成、講師が添削した英文のリーディングやリスニングもアプリで簡単にできるようになっています。
Writingレッスンはこのアプリを使って外出中のすき間時間を活用してどんどんこなしていくのがおすすめです。
Writingレッスンを完了して、添削内容を確認、練習してから出ないとSpeakingレッスンに進めないので、できるだけ時間を効率よく使っていきたいですね!
ベストティーチャーがおすすめな理由⑦ 24時間レッスンが受け放題
ベストティーチャーは24時間レッスンが受け放題です。ほかの大手のオンライン英会話でもレッスン受け放題と言えばネイティブキャンプくらいです。
ベストティーチャーは、ライティングや資格・検定試験対策のコースがあるにもかかわらずレッスン受け放題という、破格のコスパの高いサービスを提供しています。
特に時間に制約があってとにかく早く結果を出す必要がある人は、24時間勉強漬けになることもできます!
ただし、ベストティーチャーは、必ずライティングのレッスンを完了して、添削・練習をしてから、はじめてスピーキングレッスンの予約ができる、という制約があるのでそこだけは注意してください。
混みあっている場合はWritingレッスンが終了するまでに最大で3日ほどかかると公式ホームページに記載がありますが、ほとんど数分から1時間以内に返信があります。
ただし、時間がかかることも想定してなるべくWritingレッスンは同時に最大受講可能数の3つを受けるようにして、Speakingレッスンの間隔があかないようにしていくのが効率よく進めていくポイントです。
受け放題だと、いっぱいレッスンをこなしていこうという気持ちになるので、それだけで勉強のモチベーションを上げることもできます。「とにかくたくさん勉強してなるべく早く成果を出したい」こんな人におすすめです。
さて、ここまでベストティーチャーのおすすめポイントを7つお伝えしてきました。
それでは次に、逆に「ちょっと気になった」ベストティーチャーのデメリットについてお伝えします。
>> ベストティーチャー公式HP:https://www.best-teacher-inc.com/
ベストティーチャーのデメリット【3つ】
ベストティーチャーでこれはイマイチだなと思ったデメリットは3つです。
ベストティーチャーのデメリット① 1つのレッスンに時間がかかりすぎる
これまで何回かご説明してきましたが、ベストティーチャーの基本的なレッスンの流れは、Writingレッスン→添削・練習→Speakingレッスンで1レッスンとなっています。最後の講師とのSpeakingレッスンだけを受講することはできません。
ライティング力を上げるとともに、スピーキングレッスンを受ける前に、内容を事前に学習・練習できることはとても良い方法ではあるのですが、1レッスン当たりにかかる時間が当然長くなります。他社の通常の英会話のように「1レッスンは会話形式の25分間で終了」というようにはいきません。
自分の予定や講師の返信によっては下手をするとレッスンをスタートしてから最後のスピーキングに到達するまで長ければ数日かかる、などということもあり得ます。
逆に頑張って講師との行き来もうまくいけば、1日に何回かSpekingレッスンを受けることも可能です。
このため、レッスンにあまり時間をかけられない、という人には向きません。また、とにかくしゃべることだけをたくさん練習したい、という人にも向いていないと言えます。
ベストティーチャーのデメリット② 英作文を毎回作る必要があるので向き・不向きがある
ベストティーチャーのデメリットの2つ目は、どのコースでもレッスンの最初に必ず英語の文章を自分で作らないといけないことです。
自分が作った文章が最終的に添削されて教材となり、それを使って会話の練習をしますので、英作文は必須です。このため、このような人には向きません。
- 英作文はとにかく苦手で苦痛だ。
- まったくの初心者で何も書けない。
- とにかく英語の文章を書くのがめんどう。
- スピーキングだけを重視したい。
ただし、英文を作っていく画面の中に、「このように書けばいい」という例文があったり、トピックごとに関連する「英単語」が記載されているなどのヒントもたくさんあるので、これらを参考にしていけば、慣れてくると思っていたよりはスムーズに英文ををつくることができるように工夫されています。
ほかのオンライン英会話スクールでただ単に教材に書かれている英文を読み上げるだけで、英会話のレベルアップをあまり実感することができなかった方はベストティーチャーを試してみてはいかがでしょうか。
ベストティーチャーのデメリット③ 日常英会話としては料金が高め
ベストティーチャーのデメリットの3つ目は、ただ単に日常英会話を勉強したいのであれば料金が割高なことです。以下にほかの大手のオンライン英会話との料金を比較してみました。
スクール名 | レッスン 回数 |
月額料金 (税込) A |
日数 /月 B |
レッスン 単価 A/B |
ベスト ティーチャー |
受け 放題 |
12,000円 | 受け 放題 |
変動 |
ネイティブ キャンプ |
受け 放題 |
6,480円 | 受け 放題 |
変動 |
DMM英会話 | 毎日 1回 |
6,480円 | 31 日 |
209円 |
レアジョブ | 毎日 1回 |
6,380円 | 31 日 |
206円 |
日常英会話をメインにしている同じくレッスン受け放題のネイティブキャンプと比べると、月額料金は2倍近くであることがわかりますね。
ただし、ベストティーチャーはネイティブ講師でも追加料金がかかりませんが、ネイティブキャンプでは1回に1,000円の課金が必要です。またDMM英会話はプラスネイティブプラン(税込15,800円/月)でないとネイティブ講師のレッスンは受けられません。レアジョブは講師が100%フィリピン人です。
べストティーチャーは受け放題とはいっても、Speakingレッスンだけではないため、「英語で話す」ことがメインなのであれば、ベストティーチャーを選ぶと月額料金が割高になってしまう可能性があります。
さて、ここまでベストティーチャーのメリットとデメリットについて確認したところで、ベストティーチャーの口コミと評判についてみてみましょう。
ベストティーチャーの口コミや評判は?
ベストティーチャーのレッスンを受けた方の声を一部ご紹介しますね!ツイッターなどの口コミ・評判を取り上げてみます。
いろいろな口コミ・評判がありますので、レビューの内容を大きくまとめてみました。
- ライティングをしてからそれに対して会話に進むというステップを踏むため、手間はかかりますが良いトレーニングになると感じました。
- よくあるオンライン英会話はフィリピンの講師が多いですが、こちらは国籍が豊富でした。英語をネイティブとしない先生もいましたが、いろんな国の発音を聞く練習とポジティブに捉えてヨーロッパ圏の講師をよく選んで受けました。
- ライティングレッスンで自分の書いた英語を直してもらい、音声を入れてもらえるので、自分が言いたい内容の音声教材が出来上がります。Skypeレッスンで、ライティングレッスンで作った英文をテキストとして利用できるので、先生と何を話そうか迷うことがなく安心です。
- ベストティーチャーはいきなり話すのではなくまずは話したいことを紙に書いて先生に見てもらうところから始まります。ネイティブの先生を相手にいきなり会話しろと言われても初心者にはなかなか難しいので、まずは書いて伝えるという1クッションが初心者の私にはとても役立っています。
- 教材は他人英語。ベストティーチャーは自分英語。これに尽きる思います。結局、教材とかカリキュラムとか与えられてそれをやっていても、英語はできるようにならない。自分で授業をリードするというか、自分で話したいことをプロアクティブに学んでいくスタイルが好きです。
- すごくユニークなシステムで、他にはない学習方法が良かったです。私は、特にエッセイライティングを強化したかったので、ここのライティングがすごく役に立ちました。特に添削システムがとてもよくて分かりやすい説明があって便利です。
- 講師を選べるのはスピーキングレッスンだけで、ライティングを促進する先生、添削の先生は選べない
- 料金が高めなのが少し気になるところです。確かにここのシステムは充実していて、講師陣もかなり質がよいのですが、他のオンラインスクールに比べると、だいたい倍ぐらい高いので、長期続けようと思うと少し考えますね。
- あまりWritingの添削をしてもらえる機会はないので、このスクールを申し込んだが、writing添削とreadingレッスンの講師が異なるため、文法についての意見が違うことがあり、戸惑ってしまうことがありました。
- ライティングを必ずさせることで必ず予習をしてから講義を受けることになるのがメリットなのだと思います。しかし、自分の場合はDMM英会話でも講義を受ける際にも必ず予習しているし、講師の質もDMMと比較しても同程度、さほど良いとは思いませんでした。
- 旅行に行くために日常英会話ぐらいは身につけたいなという軽い気持ちで利用しましたが、ここはがっつりと英語を勉強するスクールでした。仕事終わりに勉強するのはきつかったです。本気で英語を勉強したい人向けのサイトですね。
良いコメント、悪いコメントいろいろありますが、まずは自分で試してみてレッスンを実感してみるのがいちばんです。
簡単な登録だけで「無料体験レッスンを受講できる」ので、まずは一度試してみましょう!それでは無料体験のやり方について説明します!
ベストティーチャーの無料体験のやり方
ベストティーチャーでは無料会員登録を行うと、Writingレッスン→添削・練習→Speakingレッスンまでを1回無料体験できます。
ベストティーチャーの無料体験はとってもシンプル。パソコンが得意な人でも得意でなくても手順に沿っていけば悩まずにスタートできると思います。
ベストティーチャーの無料体験の登録のやり方
ベストティーチャーは自動で有料会員になったりしないのでその点も安心です。ちなみに、最近は解約しない限りそのままサブスクリプションが継続されてしまうアプリが多いので、使ってないのに課金されるのが心配ですよね。
最初にクレジットカードを入力する必要もありませんし、住所すら入力する必要もありません。
自分で有料会員に申し込まない限り、無料体験するだけでは一切料金が発生しないので安心!
- STEP 1無料会員申込み
・ベストティーチャーの公式ホームページにある「無料会員申込み」ボタンをクリックします。
・名前、メールアドレスとパスワードを記入の上、[会員登録]ボタンをクリックします。 - STEP 2無料会員登録の完了
・登録のメールアドレスへ、ベストティーチャーよりメールが届きます。
・届いたメールに記載されたリンクをクリックして、会員登録を完了します。
・これで会員ページへログインできるようになります。 - STEP 3無料体験するコースを選ぶ
ログインして、通常コースか試験対策コース、どちらかの無料体験を選びます。
【通常コースの場合】
・1000以上のトピックの中から自由にひとつ選びます。
・「レッスン開始」ボタンをクリックします。
・最大3つのトピックを選んで「Writingレッスン」を行うことができます。
※ただし添削・練習・Speakingレッスンはその中の1つのトピックしか無料体験できまません。【試験対策・英検対策コースの場合】
・受けたいコースを1つ選び、「レッスン開始」ボタンをクリックします。
・一度選ぶと別のコース・トピックに変更できないので慎重に選びましょう
- STEP 4
- STEP 5練習スタート
送られてきた添削文と音声データを使ってリスニング・発音・ディクテーションの練習を自分ひとりで行います。
練習①添削文と音声データの確認(Checking Correction)
練習②英語の音声に合わせて自分も発声する(Overlapping)
音声の速度がvery slow からvery fastまで5段階選べます。
練習③英語を聞きながらそれを真似して発音(Shadowing)同じく、音声の速度がvery slow からvery fastまで5段階選べます。
練習④音声を聞きながら書き取る(Dictation)
英文の空白個所を埋めていきます。Resetボタンをクリックすると、違う箇所が空白になり、繰り返しDictationトレーニングができます。
練習が終わったらり、トレーニング完了ボタンをクリックします。また完了した後でも、すべてのトレーニングは続けて繰り返し行うことができます。
トレーニング完了ボタンをクリックすることで「Speakingレッスンの予約」ができるようになります。
- STEP 6Speakingレッスン環境の確認
続けてSpeakingレッスンの預託をする前に、「設定」から「レッスン環境」を選んで環境チェックを行い、「べストーク」もしくは「Skype」が使用できるようにしておきます。
- STEP 7
- STEP 8レッスン当日5分前
レッスン時間の5分前からベストークへ入室できます。ダッシュボードにある「ベストークでレッスン」ボタンをクリックし、入室します。
スカイプの場合は、レッスン開始時間の5分前までにスカイプを立ち上げておき、講師から送られてくる「コンタクトリクエスト」を承認します。
- STEP 9Speakingレッスンスタート
レッスン開始時間になると講師がが入室してレッスンスタートです。
Writingレッスンで送られてきたスクリプトの読み合い、質問・練習でレッスンが進みます。
レッスンが終わると講師から成績表が送られてきます。
ベストティーチャー公式HP
>>https://www.best-teacher-inc.com/
ベストティーチャーを徹底解説!まとめ
この記事ではオンライン英会話ベストティーチャーの特徴、メリット・デメリット、料金体系などを詳しくご説明しました。
もう一度ベストティーチャーのメリットとデメリットをおさらいしてみます。
- 独自のメソッドで英語が定着する
- ライティングのスキルが身につく
- 豊富な資格・検定試験対策の講座がある
- 講師のクオリティが高い
- ネイティブ講師でも追加料金がない
- 独自の通信システムと使いやすいアプリ
- 24時間レッスンが受け放題
- 1つのレッスンに時間がかかる
- 英作文を毎回作る必要がある
- 日常英会話としては料金が高め
ベストティーチャーは、「書く→読む&聞く→話す」で英語を徹底的に定着させるという独自の方式を採用しているオンライン英会話スクールです。
また講師とのスピーキングレッスンで会話する内容は、自分で書いて、添削を受け、練習をした内容にもとづき行われるので、いきなり知らない教材を渡されてそれを読み上げるようなレッスンではありません。
よく「海外に留学すれば英語が話せるようになる」と思いがちですが、ある日突然しゃべれるようになるわけではもちろんありません。多くの方が、さまざまな生活場面で使う英会話の量が少しづつ増えていき、だんだんとしゃべれるようになっていきます。
たとえば、自己紹介。自己紹介の場面であれば、30秒は話せるようになる。次は1分話せるようになる。そういった場面場面の英語の蓄積で会話ができるようになっていく方が実は多いのです。
べストティーチャーでは、生活の様々な「場面」=「トピック」で使われる英語を、ひとつひとつしっかりと学んで自分のものにしていくことができます!
そして英会話をすることのできる「場面」がどんどん増えていきます。
月額料金はほかのオンライン英会話に比べて少し高めですが、私はその価値ありと思います。
ベストティーチャーって評判通りいいのかな?
と気になっている方は、ご自分に合っているかどうかまずは無料体験をしてみましょう!
一緒にがんばろうね!