英文添削【Ginger英文チェッカー】をおすすめしない3つの理由【Grammarlyと比較評価!】

【Ginger英文チェッカー】をおすすめしない3つの理由アイキャッチ画像便利ツール・英語勉強法

自分で作った英作文を、英文チェッカーでチェックしないでメールを送信したり資料を提出したりしていませんか?

英語がどんなにできたとしても、たとえ英語のネイティブスピーカーであっても英語を書くと何かしら間違いがあります。

このため、日本人が英文や英作文を自分で書く場合、オンラインの添削ツールで文法・スペルチェックをするのはもはや「常識」だと言えます。

ミッキー
ミッキー

わたしは翻訳者で海外業務にも携わっていますが、自分で作った英作文はどんな場合であっても必ず英語の校正ツールでチェックをします。

英文チェックツールを使うと、思い込みで間違えていたり自分が気付かない間違いがあったり、いろいろな間違いを一瞬で教えてくれます。

英作文のチェックをする場合は英文を添削してくれる業者もあります。でも、研究者で英文の論文を執筆する場合でもない限り、日々の業務や勉強のときに外部の有料サービスを使うのは現実的でもないしコスパも悪いですね。

そこで活躍するのが、AIを駆使したディープラーニングベースのオンライン英文チェッカー。無料であっても一瞬でカンタンに英語の間違いを自動チェックしてくれる優れものです。

最近は、英文添削ツールもいろいろな種類があってどれが良いのか迷ってしまいますよね。

おそらく日本で一番有名なのは「Ginger 英文チェッカー」。日本語版があるので使い勝手がよく人気です。わたし自身も最初はGingerを使っていました。実際、英語を使う友だちや知り合いからもよく「Gingerはどうなの?」と聞かれます。

でも、「Ginger 英文チェッカー」は英文のチェックツールとしては現時点ではおすすめできません。その理由は単純に「添削の精度が低い」からです。

この記事では、なぜGingerは英文チェッカーとしておすすめできないのか、精度の高い英文チェッカー「Grammarly(グラマリー)」と比較しながら詳しく解説していきます。

  • Ginger英文チェッカーって実際はどうなの?
  • Gingerソフトウェアって本当にいいの?
  • Gingerは英語の文法チェックにいいって聞いたけれど本当?
  • Ginger英文チェッカー以外におすすめの英作文の添削ツールってあるの?

このような疑問にお答えしていきます。

この記事はこんな方におすすめです。

  • 英語の英作文の書き方を練習している高校・大学の受験性の方
  • 仕事で英語の資料やビジネスメールを書く必要のある社会人の方
  • 外資系にお勤めの方
  • 和文英訳をする必要のある翻訳者の方
  • 英語でエッセイを書く必要のある留学生の方
  • 趣味で英語を勉強していて英語力を高めたい方
  • その他、英語に何らかの形で携わるすべての方

このような方はぜひこの記事を読んでみてくださいね。

この記事を書いた人

大学は英語学専攻。2年間のアメリカ留学を経て英語講師を8年経験。その後は約15年間、海外業務と翻訳の仕事をしています。たまに通訳も。ずっと英語畑です。
TOEIC990点、英検1級、通訳案内士 

ミッキーです

ミッキー・笑顔・透過80X80

スポンサーリンク

英作文の添削ツール(英文チェッカー)とは?

英作文の添削ツールとは?

英作文の添削ツールとは、以下のような内容を自動でチェックして、修正点を一瞬で表示してくれるソフトのことを言います。

  • スペルミス
  • 冠詞・定冠詞が必要か必要でないか(←日本人が間違いやすい)
  • カンマなどの句読点の付け間違い(←日本人が間違いやすい)
  • 英語の文法や文章の構造の間違い
  • 必要のない修飾語やフレーズの削除
  • 繰り返し出現している場合に別の単語の候補を提示

スペルミスは、Microsoft Wordなどでも自動チェックしてくれるので当然として、文法の間違いや句読点の不足や付け間違い、「a」や「the」などの冠詞・定冠詞の間違いなどもチェックしてくれます。

ブラウザのオンライン上で使うこともできますし、WindowsアプリやMacアプリ、スマホ用のアプリなどを提供している英文チェッカーもあります。

それでは次に、Ginger 英文チェッカーとは何か、Ginger 英文チェッカーでどんなことができるのかもさらっと説明しておきますね。

Ginger Softwarerとはどんな英文チェッカーなのか?

Gingerとは?

まずは、Gingerソフトウェアとはどんな英文チェッカーなのか、そしてGingerの使い方を簡単にご説明しておきます。もうご存知の方はここは飛ばしてください。

Gingerソフトウェアとは?

Ginger 英文チェッカー
  • 名称:Ginger Software
  • サービス開始:2007年
  • 本社:イスラエル
  • ユーザー数:非公表
  • 日本語版:あり
  • 無料版:あり
  • 有料版の料金:USD12.48 (約1,300円)/月 ※年払いの場合
  • 対応OS:Microsoft Word, Excel, PPT, Chrome, Firefox, Internet Explorer, Safari
  • Ginger公式HP (英):https://www.gingersoftware.com
  • Ginger公式HP (日):http://www.getginger.jp

Gingerは、イスラエルのソフトウェア企業「Ginger Software」が運営している英文チェッカー。Grammarly(グラマリー)と共に世界で最も使われている英作文の添削ツールです。

翻訳や辞書機能もあるのが特徴で、英語の学習者が別のサイトを立ち上げず、Gingerの機能だけで作業できるように一元化されています。

日本語版があってインターフェースも使いやすいので日本でもユーザーが多い英文チェッカーです。「Rephraser」というツールでは、入力したテキストに一番合う文脈を推測して、フレーズの修正候補も提案してくれます。

Gingerの有料版では、英文の学習機能や音声読み上げ機能もあります。

Ginger 英文チェッカーの使い方

Ginger Softwareの使い方はわかりやすくシンプルです。

校正してもらいたい文章をGrammar Checkerの画面の白いところに入力するかコピーペーストして、エメラルドグリーンの「Ginger It!」というボタンをクリックするだけです。

こちらが日本語版の方に文章を入力したところです。

Ginger:添削にかける前

こちらが添削にかけた後の画面です。上のオレンジの色が添削された部分。緑色が添削後に修正された内容です。

Ginger:添削にかけた後の画面

日本語版と英語版はインターフェースはちょっと違っていて、日本語版の方は修正候補の下の欄に同じ内容を別の文章で示してくれる「Sentence Rephraser」の機能があります。

自分には思いつかないような文章を教えてもらうことができますので、これは結構便利だと思います。

Chromeの拡張機能をインストールして使うと、テキスト上に直接修正内容が表示されるようになります。

Grammarly(グラマリー)とはどんな英文添削ツールなのか?

Grammarlyとは?

この記事では、Ginger 英文チェッカーとわたしが使っているGrammarly(グラマリー)という英文チェッカーを比較して英文添削ツールとしての正確性・精度をチェックしていきます。

このため、次にGrammarlyがどんな英文校正ツールなのかも簡単にご説明します。

Grammarlyとは?

Grammarly(グラマリー)
  • 名称:Grammarly
  • サービス開始:2009年
  • 本社:アメリカ・サンフランシスコ
  • ユーザー:200万人/日
  • 英語版のみ
  • 無料版あり
  • 有料版の料金:USD11.66 (約1,200円)/月 ※年払いの場合
  • 対応OS:各種ブラウザ、Windowsアプリ、タブレットiPhone・アンドロイド用キーボードなど
  • Grammarly 公式HP:https://www.grammarly.com/

Gingerは本社がイスラエルですが、Grammarly (グラマリー)の本社はアメリカのサンフランシスコにあります。Grammarlyは、現在、全世界で最も使われている英作文の自動添削ソフトです。

わたし自身もGrammarlyを使用して5年近くになり、もはやなくてはならない英語の便利ツールです。

Grammarlyはセキュリティが高く、2,000社以上の教育機関・有名企業がGrammarlyを使用しています。

現在は英語版のみで日本語バージョンはありませんが、「シニアの方でも使いやすいように」というコンセプトで設計されているため、使い方で迷うことは一切ありません。

Grammarlyトップ画面が使いやすい

青枠のところに添削したい英語の文章をコピペするか入力するだけで、自動で下線が入って添削が始まります。

discuss aboutに添削が入った所

discuss aboutの添削のコメント

修正する場合も、修正候補にカーソルをあててクリックするだけです。

discuss aboutの修正コメント

修正方法もカンタンで、ポップアップして出る改善内容をクリックして適用するだけです。

また、同じディスプレイ上で文章を100点満点で評価してくれて、修正するごとに点数が上がっていくのもゲーム感覚で楽しいですよ。こんな感じですね。

Grammarlyは点数が出る

ブラウザの拡張機能をインストールしておくと、ブラウザ上で入力した英語の文章を自動チェックする機能もあります(オフにもできます)。

Grammarlyについてもっと詳しい内容が知りたい方はこちらもあわせてごらんください。

>>【Grammarly】英文作成の腕が劇的に上がる英文校正ツール (グラマリー)

>> 【最新版】Grammarly どこよりも詳しい登録方法と使い方

Ginger 英文チェッカーをおすすめしない3つの理由

Ginger英文チェッカーをおすすめしない3つの理由

さて、ここで本題ですが、2021年4月の現時点ではGinger 英文チェッカーはおススメできません。この理由は以下の3点です。

Gingerの気になる点・注意点
  1. 翻訳精度が低く使うメリットはない
  2. 修正されていても間違っていることがある
  3. インターネット回線がつながらないときがある

ほかの理由はさておき、わたしがGinger 英文チェッカーをおすすめしない最大の理由は英文の添削の精度が低いことです。

同じ無料版でもGrammarlyの方が圧倒的に添削の精度が高いのにGingerを使うメリットはまったくありません。修正されていても修正内容が間違っていることがあるのも問題で、安心して使うことができません。

さらに、テキストを入力したときに「インターネットの接続不良」でアイコンがくるくる回ることが増えてしまい、時間を取られることが多いです。

Ginger:インターネット回線が不安定でつながらない時がある

こんな感じで、「インターネット回線の状態が不安定なようです。後でもう一度試してみてください」と頻繁に出たりします。

わたしは、Grammarlyを毎日かなりヘビーに使用していますが、回線がつながらなかったことは今まで一度もありません!

とは言え、もちろんGingerにも良いところがあります。Gingerのおすすめポイントもご紹介しておきますね。

Gingerの良い点
  1. 日本語のサイトがある
  2. 文法・スペルチェック以外の機能も充実
  3. Web・Windows Officeのプラグインがある
  4. 有料のスマホキーボードがある

なんといっても日本語のサイトがあるのは安心だという方もいらっしゃると思います。Grammarlyも早く日本語化してくれるといいですね。

わたしはGrammarlyの前にGingerを使っていたことがあって、Gingerのインターフェースは使いやすくて気に入っています。アップデートがあったら英文添削の精度が上がるかもしれないので、今後に期待しています。

さて、ここでこう思われた方、いらっしゃいますよね。

Gingerが精度が低いって言うけど何か根拠でもあるの?

はい、ちゃんとあります(笑)。

わたしはふだん翻訳の仕事で英語の校正ツールをいろいろ使っているので、体感的にGingerの精度が低いのはわかっていますが、今回改めて同じ英語の文章を使ってGingerとGrammarlyの校正結果を比較してみました。

Ginger 英文チェッカーとGrammarly(グラマリー)の比較

GingerとGrammarlyの比較

英文校正ツールは独自のアルゴリズムがあり、ディープラーニングやAIを駆使して異なるデータベースを構築して作られています。

よって、各社の技術によって実は添削の精度にはかなりの差があります。このため、その時点で一番精度が高く使いやすい校正ツールを選んで使うことが重要になってきます。

英作文の添削ツールを選ぶ際に考慮するべき点は以下の3点です。

POINT
  • 無料なのか有料なのか
  • 英文添削の正確性(精度)
  • ブラウザ(アプリ)の使いやすさ

わたしは現在は仕事でもプライベートでもGrammarlyを愛用していますが、それはGrammarlyが使いやすく添削の正確性が高いからです。

Ginger Softwareの添削の正確性については、以前に別の記事で6つの校正ツールを比較して詳しくチェックした結果をお伝えしています。興味のある方はあわせてごらんください。

>>【2021年版】無料の英文校正・添削ツール【厳選6つ】徹底比較!

今回は、Ginger VS Grammarlyで検証していきます。今回の添削の正確性のチェックには、15種類の間違いを含んだ文章を作って英文のチェックをかけました。

英文チェックに使用した文章

評価に使った文章
  • I would like to explain about my situation with ordered items.
  • I am still waiting for the ordered products but I am yet to receive it.
  • To satisfy my require schedule, can you check the status of my order and update to me on the situation?
  • I am appreciated of your support.
  • Thank you for waiting our reply.
  • We cannot image how disappointed you are.
  • We are currently try to ship out for items tomorrow.
  • But we are not certain when the remain items can ship out.
  • We try our vest to satisfy your requirement.
    Please be patience with us.

英作文は「注文した製品が届かないという連絡をしたらサポートから返事が返ってきた」といった内容で作りました。ところどころ間違いを入れ込んだので若干変な文章にはなっていますが、そこはさらっとスルーでお願いします(笑)。

間違っている箇所はこの15か所です。

間違いの箇所①~⑮
  • I would like to explain about my situation with ordered items.
  • I am still waiting for the ordered products but I am yet to receive it.
  • To satisfy my require schedule, can you check the status of my order and update to me on the situation
  • I am appreciated of your support.
  • Thank you for waiting our reply.
  • We cannot image how disappointed you are.
  • We are currently try to ship out for items tomorrow.
  • But we are not certain when the remain items can ship out.
  • We try our vest to satisfy your requirement.
  • Please be patience with us.

文章の① から⑮のどこが間違っているのかも一応書いておきますね。

  1. 他動詞の後ろは前置詞不要
  2. 定冠詞不足
  3. 句読点不足
  4. 単数ではなく複数
  5. 動詞→分詞(形容詞)
  6. 他動詞の後は前置詞不要
  7. 能動態
  8. 前置詞不足
  9. 類似単語の使用間違い
  10. 進行形
  11. 文脈上違う単語が必要
  12. 動詞→分詞(形容詞)
  13. 受動態
  14. 文脈上違う単語が必要
  15. 名詞→形容詞

GrammarlyとGingerでそれぞれ上記の英文を添削にかけてみました。それぞれどの箇所を間違えたのかを表にまとめました。

間違い
箇所
Ginger
Grammarly
無料版
Grammarly
有料版
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
正解数
4
11
13
正解%
27%
73%
87%

Gingerの添削の結果

Gingerで英文をチェックしたところです。

Gingerの添削結果1

Gingerの添削結果2

オレンジ色が修正の入ったところなので、そもそも15個の間違いの中で6個だけしかチェックされていないことがわかりますね。

さらに、Gingerでは、間違い箇所の⑥と⑦の2か所で間違った修正結果を表示していました。

Gingerで間違った修正結果を表示した1つ目:間違い箇所⑥

Gingerの添削が間違っている2箇所

To satisfy my require⑤ schedule, can you check the status of my order and update to me on the situation?

Gingerでは、この文章の⑥の部分にチェックが入っていて、to」を「for」に修正して「update for me on the situation」になっていました。

この文章ではupdateは動詞として使われています。updateは他動詞で、他動詞の後には前置詞は必要ありません。

このため、updateの後に「for」をつけるのは間違いです。ただし、「I have an update for you.」のようにupdateが名詞であればOKなのですが、この文章の場合は動詞なので不要です。

Gingerで間違った修正結果を表示した2つ目:間違い箇所⑦

Gingerの添削が間違っている2箇所

I am appreciated of your support.

Gingerでは、もう1点、⑦の「 I am appreciated of your support」にもチェックが入っていて、修正後の英文は「I am appreciating of your support」となっています。ですが、実際には「I am appreciating of your support」という言い方はしません。

その表現が存在するか、正しいかどうかを確認する方法として、「””」のダブルクオテーションで囲んで検索する、という方法があります。

たとえば、「I am appreciated of your support」を調べたければ「”I am appreciated of your support”」と検索窓に入力します(「」は不要です)。

“”を入れない検索との違いは、””を入れないと一つ一つの単語にもヒットしてしまいますが、””を前と後に入れると必ず間に入っている言葉がそのまま入っている文章にヒットします。

まず、最初に間違いをあえて入れて作ったオリジナル文章の「I am appreciated of your support」では、1件もヒットせず「0件」という結果です。

I am appreciated of your supportの検索ヒット数

確かに間違っているので1件もヒットしていませんね。

次に、正しい文法である「I appreciate your support」では、213万件ヒットしました。213件ではなく213万件ですよ、念のため。

I appreciate your supportの検索ヒット数

それでは、Gingerが修正してきた「I am appreciating of your support」はどうでしょうか?

I am appreciating of your supportの検索ヒット数

このように、結果はたったの1件。しかも、「お探しなのはI am appreciative of your supportですか?」と出ています。

ちなみに、「”I am appreciative of your support”」を入れてみると、文法的には正しいので検索件数は397,000件ヒットしました。ただし、「I appreciate your support」に比べて圧倒的に使用頻度が低いのがわかります。

I am appreciative of your supportの検索ヒット数

以下の表にまとめました。

英文
検索ヒット数
(件)
文法の
正しさ
使用頻度
備考
I am appreciated of your support
0
X
X
元の文章
I am appreciating of your support
1
X
X
Gingerの
修正
I appreciate your support
2,130,000
正しい文章
I am appreciative of your support
397,000
正しい文章
Thank you for your support
103,000,000
正しい文章

このため、「サポートに感謝しています」というときは、「I appreciate your support」とか「We appreciate your support」というのが良い、ということがわかりますね。

ちなみに、番外編ですが試しに「Thank you for your support」と入れてみると、1億300万件と桁違いのヒット数でした。「We appreciate your support」という言い方はどちらかというとフォーマルなので、「Thank you for your support」のほうが断然多く使われているということがわかりますね。

POINT

自分で作った文章が検索でヒットしても必ずしも合っているわけではありません。一般の人が間違うことが多い文章はサイト上にも多くアップされていてヒットすることも多いからです。

 

ただ、正確な文章に比べるとヒット数は少なくなるので、ヒット数が少なめの場合は間違っている可能性があると思って疑ってみましょう。

Googleを使った便利な英文検索の機能についてはこちらの記事で説明していますので、あわせてごらんください。

>>【Google検索テクニック】英語の仕事や翻訳の検索効率が大幅アップ!

ここで、1つ目のGingerの間違い箇所である間違い箇所⑥の「Can you update to me on ~」の検索のヒット数はどのくらいだろう?と思いませんでした?この文章も検索に入れてみました。

「Can you update to me on XX」これはXXについて新しい情報を下さい。という意味なので、XXのところはいろいろな名詞が入る可能性があります。このような場合に範囲を広げる場合、”Can you update to me on *“というように「on」の後はアスタリスク (*)を入れて検索します。

POINT

アスタリスク (*)は、なんでもあてはまるワイルドカードの役目をします。英語の検索のときは半角の*を入れてください。

検索すると元の文章は、間違っているのでヒット件数が0件でした。

can you update to me onの検索ヒット数

次に、Gingerで修正してきた”can you update for me on *”もヒットは1件のみです。

can you update for me onの検索ヒット数

updateの後に前置詞の入らない、正しい”can you update me on *”は 2,880,000,000件です。

can you update me onの検索ヒット数

表にまとめました。

英文
検索ヒット数 (件)
文法の正しさ
使用頻度
備考
Can you update to me on *
0
X
X
元の文章
can you update for me on *
1
X
X
Gingerの修正
can you update me on *
2,880,000,000
正しい文章

このように見ていると、なんだかGingerの修正内容はちょっとあやしいと思いませんか?このように、英文チェッカーで修正が入ってもやみくもに信じるのは禁物です。

上記の理由で、⑥と⑦のチェックについては、Gingerは修正は入っていますが修正内容が間違っているのでXにしてあります。

Grammarlyの間違った場所

Grammarlyの無料版での添削結果はこのようになりました。

Grammarly無料版の添削結果

11か所赤い下線が入ってチェックが入っていますね。Grammarlyは、無料と有料があるのですが、無料版でも11/15個の正しい修正が入っていて精度の高さがわかっていただけたと思います。この画像のうちの赤い下線が無料版のチェック内容です。

Grammarlyはそれぞれの下線をクリックすると右側に修正内容が表示されて、修正を適用するかどうかを選択します。それぞれ修正内容は正しい内容でした。

右下のPremium(有料)というところをクリックすると今度はオレンジ色の下線が現れます。これは有料会員向けの修正内容です。

Grammarly有料版の添削結果

有料会員向けは、「冗長な文章」「読みやすい文章への変更」「単語をするようアドバイス」などいろいろな機能がありますのでオレンジの下線が複数入っています。

上記の2つの画像は、無料会員としてログインして入って修正にかけたところを示しています。

有料会員向けのアドバイスの内容自体は無料会員では見れないのですが、Grammarlyの良いところはこのように有料会員向けの修正が必要な箇所であってもちゃんとオレンジの下線を引いて表示してくれることです。このため、間違っていて修正しないといけない、ということはわかります。

たとえば、「I am appreciated of your support.」の⑦の間違い部分は有料会員向けの修正内容ですので、無料会員だとどのように修正するべきかは出てきません。

わたしは有料会員ですので、有料会員のアカウントでログインして添削してみました。

Grammary有料版:I am appreciated ofの修正内容

すると、このように「受け身ではなく能動態に修正しましょう」と出ています。

ここは裏技ですが、Grammarlyの無料会員の場合、オレンジ色の下線の部分は、ちょっと頭を絞ってどのように直すべきかを自分で考えて、試しに修正内容を入れてみて下線が消えれば正しく修正できた、ということになります。

GingerとGrammarlyの比較評価の結果

GingerとGrammarlyの比較評価の結果

GingerとGrammarlyの比較評価をまとめます。

以前、10個の間違いを含んだ文章でチェックした時はGrammarlyは90%の精度だったのですが、今回は15個の間違いのうち、正解は無料版で11個(73%)、有料版で13個(87%)という結果になりました。

添削結果の正解率

Ginger:27% (4/15個)
Grammarly無料版:73% (11/15個)
Grammarly有料版:87% (13/15個)

結構差が出ました
ミッキー指さし:透過80X80

英文添削ツールはまだ100%ではなく、文章によっては得手・不得手もあるのですが、それでもGrammarlyの70~90%はかなり正確性が高いと言えるのではないでしょうか。

一方、Gingerの方は前回は30%でしたが、今回も正解は4個のみで27%でした。

Grammarlyでは、無料版でもフォーマルやカジュアルなどの文章のトーンに合った単語や文脈の改良案を出してきてくれたりもします。

>> Grammarlyの公式HP:https://www.grammarly.com/

ただ、自分で考えて直していると時間がかかるので、長文を添削する必要のある方はGrammarlyの有料版が断然コスパが良くておすすめです。

有料版ではビジネスやアカデミックなど文章の目的に合った文体にしてくれたり、頻繁に使用する単語を別の単語にするようサジェストしてくれたりしますし、一瞬ですべての修正箇所をスピーディに修正できるので本当に便利です。

Grammarlyの有料版が気になる方はこちらの記事もあわせてごらんください。

>>英語ができると思われたいならGrammarly (グラマリー) 有料版!

まとめ:【Ginger英文チェッカー】をおすすめしない3つの理由

【Ginger英文チェッカー】をおすすめしない3つの理由まとめ

この記事では、わたしがGingerソフトウェアをおすすめしない理由を、Grammarlyと比較しながらお伝えしてきました。

2021年4月の現時点では、Ginger 英文チェッカーは添削結果の正確性・精度が低く、さらに修正結果が間違っていることがあるのでおすすめできません。

同じ無料版でもGrammarly(グラマリー)の方が使いやすくて校正の精度も安定しており圧倒的に高いので、ご自分が作った英作文をチェックしたいのであればGrammarlyを使うことを強くおすすめします。

わたしは仕事の関係でかなりの頻度で英語校正ツールを使いますので、定期的にいろいろなツールチェックして、添削の正確性・精度を今後も検証していきたいと思います。

ここまで読んで下さいましてありがとうございました。

わたしが愛用しているGrammarlyの公式ホームページはこちらです。無料版でもかなり精度が高いですし、簡単にユーザー登録もできますのでぜひ使ってみてください。クレジットカードなどの入力も必要ありませんし、ずっと無料会員でも大丈夫です。

登録方法はシンプルで、このページから「ログイン」をクリックします。

Grammarlyログイン画面-1

次に、「I don’t have an account(アカウントがありません)」をクリックして会員登録をするか、GoogleやFacebookのアカウントでも使用できます。

Grammarlyサインインの画面-1

詳しい記事も書いていますので参考にしてみてくださいね。

【Grammarly】英文作成の腕が劇的に上がる英文校正ツール (グラマリー)
英語を勉強中、英語でエッセイや論文を書く、仕事で英語を使う、こんな人にとって自分の作った英文を添削してくれる自動校正ツールはもはや必須。英語を使うなら必ず使うべきツールです。世界のユーザーの人気No.1、無料の英文チェックツール「Grammarly」について解説します!

英語だからいやだな、という方には詳しい無料の会員登録の方法も書いていますので安心してユーザー登録ができると思います。参考にして頂ければ幸いです。

【最新版】Grammarly どこよりも詳しい登録方法と使い方
Grammarly (グラマリー)は、英語の文法・スペルをAIが自動チェックしてくれる多機能型のオンライン校正ツール。無料で使える世界で一番人気の英文チェッカーです。この記事ではGrammarlyの登録方法、登録後の使い方を徹底解説します。

無料の英文校正・添削ツール【厳選6つ】を徹底比較した記事はこちらです。

【2021年版】無料の英文校正・添削ツール【厳選6つ】徹底比較!
英語校正ツールはいまや英語を使う人にとって必須のアイテム。使えば使うほど英語のライティング力が上がり総合的な英語力がアップします!この記事では、無料の人気の英作文のオンライン添削ツールの中から6つを厳選し、精度の高さと使いやすさを詳しく比較しました。
タイトルとURLをコピーしました