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【Google検索テクニック】英語の仕事や翻訳の検索効率が大幅アップ!

Google search technique english image パソコン

英語だとGoogle検索がなかなかうまくいかない…。

翻訳や英語の業務の際にもGoogle検索をよく利用します。でも英語の探しものの場合、「全然検索したい内容がヒットしない!」ということはありませんか?

この記事では、翻訳や海外業務の際に便利な、意外に使っていないけれど、実はこの機能を使うと検索効率が格段に上がる、という検索テクニックを紹介します。

一般的な日本語でのグーグル検索のコツはこちらの記事に書いていますので併せてごらんください。

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英単語の意味の調べ方【define検索】

単語の画像

海外からのメールや翻訳の資料に意味のわからない英単語がのっているときがあります。しかも、辞書で探しても日本語訳が出て来ない!そんなときは「define検索」を使います。

使っている方も多いとは思いますが、日本語の意味を調べるときにわたしがよく使うのは「Aとは」「A 意味」この2つです。「コンプライアンスとは」「コンプライアンス 意味」のようにいれると、コンプライアンスの意味が出てきます。

もちろん辞書を引いてもいいのですが、技術用語などは辞書にのっていないことも多く、またいろいろな辞書を検索するのはちょっとめんどくさい…。

その点、「Aとは」「A 意味」検索だと一発で検索してくれるので、大体の意味をスピーディに知りたい場合にとても便利です。

これと同じで、英単語の意味を知りたいときは「define:A」のように、検索したいキーワードの前に「define:」を入れると意味がすぐに出てきますのでとても便利です。

例えば、「define:radio telescope」と入れると、以下のように「自然の天体や人工衛星からの電波放射を検出するために使用する機器」という説明が出てきました。

radio-telescopeの検索結果-

ここでImages(画像)のところをクリックするとさらに画像が見れるので、さらにどんなものかを視覚的に確認することもできます。

「define:A」を忘れてしまった場合

そんなときは「What is A?」(Aって何?)と入れても同じように意味が出てくるのでどちらでも大丈夫です!この場合は「What is radio telescope?」のように入力します。

② 辞書に載っていない英単語の日本語訳の調べ方

いろいろな辞書をみてみたけれど意味がのっていないような用語はいっぱいありますよね。特に技術用語などは載っていない単語が多くあります。

そのような場合にわたしがいつもしている調べ方をご紹介します。

「調べたい英単語 関係する日本語」を入力

どうしても意味がのっていない場合、まずはその英単語、そしてスペース、そして関係していそうな日本語を入れます。

例えば、わたしは先日資料の翻訳をしていて「threadlocker」という単語が出てきました。辞書で引いても見つかりません。また、「threadlocker」だけを検索バーに入れて検索しても英語しかでてきません。

技術用語なので、大辞書のランダムハウスやリーダース、180万語対訳大辞典にも載っておらず、大手の辞書ではビジネス技術実用英語大辞典V5にかろうじて「ねじロック」という日本語がのっていました。愛用している英辞朗にもWeblio辞書にものっていませんでした。

わたしの仕事は翻訳なので、「ねじロック」で合っているかどうかを検証しないといけません。「thread」は「ネジ山」ですが、「locker」の方はロッカー?固定?とわからないので、「threadlocker ねじ山」と入れて検索しました。

すると、このような検索結果が出ました。

threadlockerの検索結果

これをみると「threadlocker」というのはネジゆるみ止め剤で、ネジがゆるまないように固定する接着剤だということがわかりました。

さらにいろいろ調べた結果、「threadlocker」には「ネジ固定剤」をあてることにしました。その後確認したところ、会社でもネジ固定剤やロックタイトと言っているようでした。

「調べたい英単語 関係する日本語」で英単語の日本語訳が出てこない場合

今度は「osseointegratability」という単語を例に挙げます。医療系の文書で出てきました。この単語は完全一致を調べる「””」で囲っても英語でも161件しかヒットしないので派生語だと思われました。

よって、先ほどの①の英語の定義を調べる「define:」をつけて調べたところ、「osseointegration」の意味がいろいろヒットしたので、「osseointegration」のほうで調べることにしました。

「osseointegration」は、前述の大辞書と英辞朗にはなく、Weblio辞書で引くと「骨結合」または「オッセオインテグレーション」であることがわかりました。

次に先ほどの検索方法である「osseointegratability 骨結合」と入れてみました。これでもヒットしてきません。

よって、完全な対訳は見つからなかったのですが、「osseointegratability」にはabilityがついているので「骨結合性」という訳をあてることにしました。医療系の翻訳をしている方なら医療辞書には載っているのかもしれません。

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③ 辞書に載っていない日本語の英語訳の調べ方

今度は日本語の英訳が辞書にない場合です。

英語の単語を探すのはちょっとやっかいです。というのも、英語→日本語の場合は、ちょっと違っていても大体合っている日本語訳を持ってくれば、その業界の人なら「きっとこういう意味だな」とわかってくれます。

でも、日本語→英語の場合は、探す方向性が間違っていて違う単語を使ってしまうと、違う意味に取られてしまう可能性があるからです。

このような日本語を検索する例として、先日海外向けに英訳した日本語のメールの中にあった「切り上げネジ加工」を取り上げます。

まず、「切り上げネジ加工」ではどの辞書にも載っていませんでした。「切り上げ」と「ネジ加工」なら載っているのですが、それを組み合わせても正しい英語なのか怪しいですよね。

ということで、まずは「切り上げネジ加工」自体がどういう加工かわからなかったので、①の検索方法の「切り上げネジ加工とは」や「切り上げネジ加工 意味」を使って調べてみました。

調べた結果、ネジの切り上げ部分というのは不完全ネジ部ということでした。

ここで、②のやり方を使って「不完全ネジ部 thread」と入れてみました。すると「incomplete thread」とか「run-out of thread」という単語がヒットしました。

そこでまた、①の検索方法の「define:incomplete thread」と入れて、「incomplete thread」 の英語の意味を調べてみました。

すると下記のような画像とともに「Threads having crests or roots not fully formed.」(山または谷底が完全な形状でないネジ山)という説明が出てきました。

incomplete-threadの検索結果

意味的にも合っているようだったので、「incomplete thread」を採用しました。

この単語でメールを作ったところ、技術的なやり取りは日本と海外とスムーズに進んでいてお互いに理解できているようだったので、取りあえずこの訳でよし、としています。

コツとしては、後ろに入れる英語は1つだけでなく「不完全ネジ部 thread incomplete」などと、わかっている英語の単語を複数入れたほうがより目的に近づきやすくなります。

ミッキー
ミッキー

なんだかめんどうくさそうに見えますが、慣れるとぱぱっとできるのでおすすめの方法です。調べものはいろいろ時間がかかるので少しでも時間を短縮したいですね。

完全一致検索

検索キーワードやフレーズの前後に「””」 (ダブルクォーテーション)をつけることで、そのキーワードに完全に一致する内容だけを検索してくれます。

逆に全く同じ単語やフレーズがGoogleのデータベースにない場合は「との一致はありません」と出てきます。

特に一つのまとまったフレーズを検索したい場合や、完全にその単語が調べたい場合に便利な機能です。

あいまい検索(部分一致検索)

他によく使うのがワイルドカードの「*」 (アスタリスク)を使った検索です。

ワイルドカードの「*」 (アスタリスク)を探したい単語の前や後や前後に使用することで、単語やフレーズの分からない部分を検索することができます。

こんなときに便利
  • 英単語の一部はわかるけれど残りを忘れてしまった場合
  • 英単語の派生形が知りたい場合
  • 英語のフレーズの一部だけ忘れてしまったとき
  • 自分の作った文章が世の中に存在するのかどうか調べたいとき

とにかくわかる単語を入れて、わからない部分は「*」を入れればいいだけです。

「完全一致検索」も「部分一致検索」も日本語のGoogle検索のところに画像つきで詳しく書いていますので併せてごらんください。

【Google検索テクニック】検索条件を指定して素早く検索するコツ!
知ってるだけで大違い!Google検索が圧倒的に早くなる検索のテクニックをお伝えします。探し物に便利な検索方法が満載です。学校での勉強や仕事の際にぜひ活用してみてください。

完全一致検索と部分一致検索の組み合わせ

この組み合わせの検索は結構使えます。

こんなときに便利
  • 自分の作った文章の一部が自信がない
  • 調べたい単語の一部がわからない

また、「あれ、I appreciate your support.って前置詞のforがいるんだったっけ?」というときには、例えば「”I appreciate * your support.”」と入れみました。

検索結果をずっと見ていくと「for」が入っているのは最初だけだったので、必要ないのかも知れない、ということがわかります。

これが正しいか念のために確認してみます。

「”I appreciate your support.”」と入力してみます。すると235万件ヒットします。一方、「”I appreciate for your support.”」と「for」を入れて検索してみます。すると、検索結果は62,400件でした。

この結果でみると圧倒的に「I appreciate your support.」と「for」を入れないほうが多いので、「for」なしのほうが正解だということがわかります。

もちろん、間違った文法や用法を使った文書もたくさんインターネット上にはアップロードされていますが、このように検索結果の件数でチェックすると、ある程度は正否を判断することができるので、試してみてくださいね。

英語の文法やスペルをチェックして校正したい場合には、絶対におススメの便利な「Grammarly」を使ってみてくださいね。

まとめ

ミッキー
ミッキー

この記事では、翻訳や海外業務の際に使うと便利な検索のコツをご紹介しました。

この検索テクニックを活用すると、Google検索にかかる時間をかなり短縮することができるので、ぜひ使ってみてくださいね。

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この記事を書いた人
Mickey

「インドア・エンジョイライフ」をご覧いただきましてありがとうございます。

ブログ名の通り、家の中を中心に楽しく充実した毎日を過ごすための情報を発信しています。

趣味は海外ドラマや洋画鑑賞とDIY。

時間ができたらエレキギターの練習をして、映画ボヘミアン・ラプソディで人気が再燃したクイーンの曲が弾けるようになりたいな、と思っています♪

英語学習歴が長くまだまだ学習中です。現在は翻訳の仕事をしていますので、経験談などもお伝えしています!

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