2021年9月にホットクックの最新モデルが発売スタートしました!
我が家ではホットクックを購入してから、この2年ほどで200品以上のメニューをつくってきました。
豚丼のように、特においしかったり、超簡単にできるレシピはもう何回も作っているので、ホットクックには、ほぼ毎日のようにお世話になっている日々を送っています。
先日、いつものようにホットクックの調理スタートボタンを押すと、
「自動メニュー400回目、たくさん使ってくれて、ありがとう~」
とホットクックから音声が流れてきました!
作ったあとにそれぞれの感想を記事にするのも、日課のようになっています!
これまで我が家で作ってきたすべてのホットクック料理の記事は、こちらのリンクにすべて公開しているので、是非ご参考にしてください!
さて、この記事では、今では我が家にとってなくてはならない存在までになった
「ホットクックの魅力!」
について、実際に使ってみた感想、レビューという形でお伝えしたいと思います。
そして、ホットクックをこれから購入してみようと考えていらっしゃる方に、おさえておきたい「選び方のポイント」、新機種と旧機種の違いについて解説していきます。
ホットクック5つの魅力
魅力その1:おいしい一品ができあがります
何といってもいちばん気になるのは「お味」!ホットクックで作る料理はどれもおいしくできあがります。思っていた以上の出来栄えです。
また、保温や温めなおしの機能もあるので助かります。
我が家では、これまで作ってきたメニューはすべて★の数で味の点数をつけてきました。200品以上のレビュー記事に一品一品、★の数をつけています。
最高は5点満点で、現在、約200品の平均は4.5点となっています。
ホットクックを語る上でまず紹介しなくてはならないのは、ホットクックの得意技「無水調理」です。
無水調理は、食材から出た蒸気を水分に変えて、水を多く入れなくても調理ができるというものです。栄養素が水に流れ出てしまうことがないため、素材のおいしさを楽しむことができます。
この無水調理という得意技のため、ホットクックのレシピは、どれもできるだけ「加える水を最低限」におさえるようになっています。
なかにはまったく水を入れないレシピもあります。たとえば「鶏と野菜のカレー」。カレーなのに水を入れません。素材から出た水分だけでおいしく仕上げてくれます。
この無水調理のおかげで、ホットクックで作る煮物類は何を作っても美味しく仕上がります。肉、魚介、野菜、カレー、シチュー、佃煮、おでん。。。煮物はなんでもうまくいき、どれもおいしいです。
さらに味だけでなく見た目もおいしくできます。じゃがいもなどが煮崩れするようなことは絶対おこりません。形が良いので食感も良いです。
スープのバリエーションも豊富です。スープはどれも簡単に短時間でできるので、スープとメイン料理を同時並行で準備、作ることも楽ちんにできます。
ホットクックで蒸した野菜は絶品です。野菜を蒸す前にホットクックでバーニャカウダソースを作っておき、次にホットクックで蒸しあげた「甘い野菜」をつけて食べるのは、我が家の週末メニューの定番のひとつになっています。
低温調理や発酵もできます。おいしいローストビーフや塩こうじなども簡単につくることができます。低温調理でじっくり焼いたローストビーフは好評で、ホームパーティでも大活躍。食べるだけでなく作ることが楽しみになりました。
見落としがちなのが「米炊き」です。ホットクックで米を炊くと、ほんとうに美味しく炊きあがります。さつまいもご飯などの炊き込みご飯は、ほんとうにやみつきになります。
パスタをホットクックで茹でるとものすごく美味しく仕上がります。密閉された鍋の中でゆでるせいか、普通の鍋でゆでるのと格段の違いがあります。
さらにどうしても別ゆでがめんどうな場合は、具材と一緒に乾燥パスタを鍋に入れるだけで、麺を別ゆでしなくてもナポリタンなどを美味しく作ることができます。
他にも、豚丼・牛丼、中華、炒め物など手軽にあっという間においしくできるのです。
これまで我が家で作った200品以上のメニューの中から、ランキング形式でベスト30のメニューを載せていますので、ご興味のある方は下記をクリックしてください!
尚、余談ですが、我が家ではホットクックでほぼ毎日夜ご飯を作り、味を★で評価して、レビュー記事を作成するまでは私が担当。毎日食べて、月に一回、総合評価で順位を決め、ランキング形式の記事にしているのは妻のミッキーが担当しています。このため、ランキング上位には★5つだけでなく、★4つのメニューも登場します。
魅力その2:自動調理なので、ほったらかしでも失敗なし
食材を準備したら、鍋に入れてスタートボタンを押すだけ。後はホットクックが自動で調理してくれます。自動調理はフタを開けるまでほったらかしでOKです。
人間がやることは食材を切ったり、調味料の分量をレシピとおりに用意するだけ。
まな板の上で食材を切ったら、ホットクック鍋をまな板のすぐ横に置いて、そのままつぎつぎに鍋に入れていくといった感じです。
冷凍の肉や魚は、解凍しなくても凍ったまま鍋に入れて調理することができます。
とにかくスタートボタンを押してしまえば、別のことができるのでありがたいです。鍋から離れていても大丈夫。台所の後片づけも、調理している間に全部終わらせてしまっています。
また調理に火は使わないで、すべて電気なのも安心です。
そして失敗がありません!
このホットクック自動調理、失敗のない秘密は「まぜ技ユニット」にあります。
まぜ枝ユニットは、内フタの上部に取り付けます。このまぜ枝ユニットはかなりの優れモノです。
シャープさんのホームページによると、このまぜ枝ユニットは、「負荷センサー」というものを搭載していて、食材の量や加熱状態を適切に検知、メニューにあわせてまぜ技の回転を制御してくれます。
作るメニューに合わせてベストな状態で、混ぜ合わせたり、潰したり、食材の形を保ったり、焦げ付かないようにしたりを、ぜんぶ自動でやってくれるのです。
また、自動調理なのですが、味の調整や仕上がりは自分の好みに調整をすることもできます。
調理後、味を足して延長加熱したり、機種によりますが、さらに「煮詰める機能」をを使うことで味の調整ができます。
せっかく蒸気を閉じ込めているので、あまりおすすめしませんが、調理途中で一時停止してフタを開け、味を調整することも可能です。フタを再度閉めて、スタートボタンを押すと調理を再開してくれます。
魅力その3:豊富なレシピ集、マイレシピもつくれます
レシピの量は豊富で充実しています。慣れてくるとホットクックで調理したいと思うメニューが思いつかないなどということは起こりません。
ホットクックを購入すると同封されている「メニュー集」だけでも130種類以上(1.6Lと2.4Lサイズ)、さらに我が家でもまだまだ挑戦していないレシピがこのメニュー集にはたくさん載っています。
ホットクックでお菓子も作れるのですが、この分野はまだ我が家では、ほぼノータッチの状態です。
また、2017年以降に発売された「無線LAN機能付き」のホットクックであれば、シャープさん独自のクラウドのAIと連携してメニューの提案など、さまざまな機能が利用できるようになっています。
クラウド上のメニューをダウンロードして自分のホットクックにレシピを追加したり、専用アプリ「COCORO HOME」を使ってメニューや材料をスマホで確認するといったことができます。
COCORO HOMEには、ホットクックを購入した時に一緒についてくる「メニュー集」には載っていないたくさんのレシピがあります。
さらに、ホットクックを使うのにもっと慣れてくると、自分で開発したマイレシピも作ることもできます。
私もこの1年半で、いくつか自分で独自のレシピ作りに挑戦してみました。
なかでも特においしくできて、ブログでも人気で観てくれている方が多い我が家のオリジナルレシピ・ベスト3をご紹介します。
1位:豚丼の記事はこちら↓
2位:トマトソースパスタの記事はこちら↓
3位:チャーハンの記事はこちら↓
魅力その4:予約調理で時間節約
ホットクックの機能で便利なのが「予約調理」です。
予約をすると、ホットクックは調理を始めたあと、食材がくさりやすい温度帯を避けて、衛生面に配慮しながら適温をキープ、予約した設定時間に仕上がるように自動でコントロールしてくれます。
選んだメニューにあわせて細かく温度を調節しながら、最大15時間後の予約設定が可能となっています。
朝出かける前にセットしておくと、帰宅して家に入ると良い香りが漂い、おいしい1品が出来上がっています。
魅力その5:毎日の後片付け・お手入れも簡単
ホットクックで調理するとスタートボタンを押してから出来上がるまでの時間を使って、台所をきれいに整頓、時間を有効に使うことができます。
食材の準備ででた汚れ、包丁、まな板、計量カップなどの調理器具、使わなかった食材の保存、ゴミ捨てなどを、この時間を使っておこなっています。
もちろん食卓の準備もして、出来上がったらすぐ食べることのできる体制を整え、食前酒を飲みながら、出来上がりのチャイム♫を待ちます。
また食べ終わった後、ホットクック本体の毎日の後片付けも思っていたより楽ちんです。
洗うのは、内鍋、内ぶた、まぜ枝ユニット、つゆ受け、蒸気口カバーの5つ。新機種で蒸しトレイがある場合は6つです。内鍋以外は食洗機で洗うことができます。
手で洗っても、まぜ枝ユニットなどは汚れや油がつきにくい加工になっていて、簡単に洗うことができます。
唯一、ホットクックでご飯を炊いた時と炒め物をした時は、内鍋の底にこびりつきが発生するのですが、一晩水に漬けておくと翌朝にはきれいに簡単に汚れが落ちます。
しかし、新機種では、内鍋がステンレスからフッ素コート加工になったので、この米と炒め物のこびりつき問題は完全に解消されました!
ホットクック機種の選び方?
ホットクックの購入を検討されている方であれば、おさえておきたい基本ポイントは、3つです。
2. 無線LAN機能付き機種を選ぶ
3. 新機種と旧機種の違いと価格をチェックする
容量・サイズで選ぶ
1)2.4Lサイズ:2人~6人前の調理が可能です。人数が多いファミリー世帯、翌日のおべんとうのおかず用などつくり置きを考えている方におすすめです。
※最新機種は横幅が短くなり、高さが増えました。
最新機種:幅345X奥行305X高さ256(mm)、重さ約5.8kg
旧機種:幅395X奥行305X高さ249(mm)、重さ約6.1kg
2)1.6Lサイズ:2人~4人前の調理が可能です。少人数世帯や食べきりの量をつくりたい方におすすめです。
最新機種:幅330X奥行282X高さ240(mm)、重さ約5.0kg
旧機種:幅364X奥行283X高さ232(mm)、重さ約5.2kg
3)1.0Lサイズ:1人~2人前の調理が可能です。コンパクトで縦長タイプ、一人暮らしの方におすすめです。
幅220X奥行305X高さ240(mm)、重さ約3.7kg
無線LAN機能付き機種を選ぶ
2017年以降に発売された機種には、無線LAN機能がついています。
シャープさんが運営するクラウドから、メニューをダウンロードして自動調理で作ることができます。これで自動調理できるメニューの数が大幅に増えます。
無線LAN機能が付いていない機種は、もうネットではほとんど見なくなりましたが、念のためチェックしておいた方が良いと思います。
新機種と旧機種の違いと価格をチェックする
2021年度新モデルが9月から発売されています。価格はオープンで、市場価格は2.4Lタイプ(KN-HW24G)が70,000前後、1.6Lタイプ(KN-HW16G)が60,000円前後、1.0Lタイプが40,000円前後となっています。
新モデルだけでなく旧機種でもホットクックはかなり高額なので、購入を決断するのに我が家もかなり悩みました。でも今では本当に買う決断をして良かったと思っています。ホットクックでわが家の食生活が劇的に変わりました!家では絶対に作らなかったであろう料理をホットクックで気軽に楽しむことができます!
これから初めてホットクックを購入する方であれば、絶対に新発売される新機種を購入することをおススメします。価格は少し高めですが、間違いなくそれだけの価値があると思います!
ただし、どうしても価格でお悩みの場合は、ここで旧機種の価格を確認してみて、安ければあえて旧機種を購入してみるのもありです。
他の家電でもそうですが、新機種が発売されると同時に、旧機種が値下げになることが多いからです。
事実、我が家も一昨年の夏、新モデルが発売されたのに合わせて、ひとつ前の旧モデルを安い価格で購入することができました。
最新の機能、使い勝手が改良されている新製品購入がいちばんおすすめですが、これまでの旧機種でも、基本的機能は同じなので大丈夫です。引き続きしっかりと楽しむことができます!ここで新機種と旧機種の違いについて解説します。
ホットクック新機種と旧機種の違いは大きく3点
2. まぜ枝ユニットの機能が改良
3. 内鍋がフッ素コート加工(2020年9月以降発売の機種から)
4. 蒸しトレイを使った低温調理や二段調理が可能
1. サイズがコンパクト化
横幅が短くなりました。2.4Lサイズで約5cm、1.6Lサイズで約3cm短くなります。1.0Lのサイズは変わっていません。
これまでのホットクックは持ち手の部分が横に出ていて特徴的な形でしたが、スリムになりました。
台所の限られたスペースにホットクックを設置することができるようになったので、ホットクックは動かさないご家庭にはうれしい改善です。
いっぽう、持ち運びにはちょっと気をつける必要がでてきます。
我が家の場合は、ホットクックがリビングとダイニングを頻繁に行き来したり、外出して出先で活躍する場合もあるので、気を付ける必要がありそうです。
2. まぜ枝ユニットの機能が改良
今回の新モデルから「まぜ枝ユニット」で食材をつぶしたり卵を溶きほぐしたりできるようになり、ほったらかしにできる自動調理の幅が広がりました。
また、まぜ枝ユニットの最大回転スピードがこれまでの約2倍にアップされ、ホイップクリームやアイスクリーム(ホットクックで調理後、冷蔵庫で冷やす)も簡単に作ることができます。
シャープさんがどこまで自動調理、ほったらかし調理を追求していくのかワクワクしてきます!
3. 内鍋がフッ素コート加工になりました!(2020年9月以降発売の機種から)
内鍋がこれまでのステンレスからフッ素コート加工になりました。
炒め物やご飯を炊いても、なべ底のこびりつきがなくなります。
炒め物や米を炊いたときに鍋についてしまうこびりつきが解消され、お手入れがさらに楽になりました!
お役立ちメモ
ホットクック旧型モデルのステンレス製内鍋をお使いの方に朗報です!新製品に搭載されているホットクックのフッ素コート専用内鍋が、別売りで発売しています!
これで、旧型モデルで現在ステンレス製内鍋を使っている方も、別売りのフッ素加工の内鍋を購入すれば、新モデルと同じように使うことができます。
我が家でも、早速購入しました!気になる方は要チェック!
フッ素コート内鍋が家に届いてから3カ月の間使ってみた感想、レビューは、こちらをどうぞ!
フッ素コート内鍋は、型番の末尾がFBになっています。購入するときは念のため間違えないようにしてくださいね。Fが「フッ素のF」を指します。
1.6L用フッ素コート専用内鍋(型番:TJ-KN1FB)
2.4L用フッ素コート専用内鍋(型番:TJ-KN2FB)
1.0L用フッ素コート専用内鍋(型番:TJ-KN05FB)
4. 蒸しトレイを使った低温調理や2段調理が可能
付属の「蒸しトレイ」を使って、火加減や調理時間が難しいローストビーフやサラダチキンなどの低温調理が自動メニューで簡単に調理できます。
また、一つの鍋で同時に上下で2つの料理をつくる「2段調理」もできるようになります。
この「蒸しトレイ」も別売りで購入することができます!旧機種を使われている方も大丈夫です。また、2段調理は、1人分の量であれば便利かもしれません。ちなみに上段で作れるのは蒸し物が中心で量も限られるので、我が家では2段調理は使っていません。
ローストビーフが全自動でつくれるところは新機種の凄さのひとつですが、旧機種でも、途中で肉をひっくり返すなどのひと手間が入りますが、低温調理は自動温度調節、おいしいローストビーフをつくることができます。旧式をお持ちの方は下記の記事をご参考にしてください。
ホットクック おすすめの機種・モデル まとめ
ここまで、ホットクックの魅力と、これからホットクックの購入を検討されている方へ、どのように機種を選ぶかについてポイント、新機種と旧機種の違いを紹介させていただきました。
価格が割引きとなって、フッ素コート内鍋+無線LAN機能付きであれば、旧機種でも良い。
というのが私の考えです。
ホットクックは、下記の表にまとめたように、2017年以降から現在まで容量と主な機能別に11種類あります。
その中で結論として、私のおすすめの機種型番は、
1.6Lであれば、新製品のKN-HW16G、もしくは旧モデルのKN-HW16F
1.0Lであれば、新製品のKN-HW10G、もしくは旧モデルのKN-HW10E
最新モデルは、ネットでも購入できます。ご興味を持たれた方は是非内容を確認してみて下さい。
2021年9月発売の新モデル
1.6L(2~4人用)の最新モデルにブラックが登場です!
こちらはホワイト1.6Lタイプ(2~4人用) 、最新モデルです
人気の定番カラー2.4Lタイプ(2~6人用)、最新モデルです
こちらは1.0Lタイプ(1~2人用)、最新モデルです
ホットクックが我が家にきてから、毎日の「食」が一層楽しくなりました。
昔は出前や外食が多かったのですが、今ではすっかり毎日「手作りお家ご飯」の日々を送っています。
これからも新しいメニューをつくったら、採点と一緒にレビュー記事を書き続けていこうと思っています。
この記事を読んでいただき、ホットクック仲間になっていただけたら幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!