我が家の味採点
★★★★★ 調理時間:180分 下ごしらえ 60分 + Hot Cook 60分 + 熱取り・ソース作り 60分
スーパーでアメリカ産牛肉のブロックかたまり肉が980円/500gで売っていたので、前からホットクックで作ろうと思っていたローストビーフに挑戦しました。
ホットクックには「発酵・低温調理」という機能があります。今回はじめて「低温調理」機能を使いました。肉のうまみを閉じ込めながら時間をかけてゆっくり焼き上げます。
出来上がりの切り口は全体が同じほど良い赤色、焼きムラもなくとても綺麗に仕上がりました。口に入れるととても柔らかく、肉のうまみがいっぱいに広がります。
牛肉と一緒に鍋に入れる野菜のうまみも肉にしっかりとしみこみ、肉汁と野菜のうまみがミックスされて、ソース無しでも美味しくいただけます。
ローストビーフ ホットクック【ワンポイント・アドバイス】
- 牛肉は調理前に30分~1時間ほど冷蔵庫から出して室温と同じ温度にしておきます。
- 鍋に肉と一緒に入れる野菜は、入れる前にしんなりするまで良く炒めます。今回は低温調理のため、野菜がシャキシャキのままだとホットクックに入れても完成は野菜のシャキシャキ感が残ります。
- 焼き加減を確かめるのに、バーベキューなどで使う「ステンレス製の焼きくし」を使います。焼きくしがなければフォークで代用できるかもしれませんが、肉に厚みがある場合焼きくしのほうが良いです。
- ステンレス製焼きくしの使い方は、肉の一番厚みのあるところに一度深く差し込んでから、くしの先端が肉の厚みのちょうど中心あたりのところまで抜き戻し、そのまま10秒ほど待って、くしを肉から抜き取ります。抜き取ったらすぐに焼きくしの先端をくちびるにあてて温度を確かめます。
① あたたかい:ちょうど良い ② 冷たい:レアー ③ 熱い:well done
今回のローストビーフの焼きくしは「ほんのりあたたかく」、作ろうと思っていた丁度よい焼き具合が一発でできました。
- ホットクックの低温調理が完了したら、肉を入れたままホットクックから内鍋だけを外してフタをします。そのまま室内に30分~1時間ほど置いて冷まし、うまみを閉じ込めます。
ローストビーフ ホットクック【材料:4人分】
- 牛肉ブロック:500g
- 玉ねぎ うす切り:1/2個 (もっと多くても大丈夫です)
- 塩:5g(牛肉の百分の一ほど、1%)
- こしょう:お好みの量
- バター 15g (肉焼き用:10g + ソース用: 5g)
ローストビーフ ホットクック【作り方】
- 牛肉の表面をフォークで穴を開け、塩とコショウをふりかけ、両手で肉になじませます。
- フライパンにバター10gを溶かし、強火で表面に軽くこげめがつくほどにさっと焼き上げ、すぐに取り出します。
- 肉を取り出したフライパンに玉ねぎを入れて、しんなりするまで良く炒めます。
最初に炒めた玉ねぎを入れて、その上に表面だけ焼いた牛肉を入れます。
手動 → 発酵・低温調理 → 60℃ → 30分 → スタート
30分調理したのち、ホットクックのふたを開けて肉を裏返します。
手動 → 発酵・低温調理 → 60℃ → 30分 → スタート
もう一度、低温調理60℃で30分設定して、肉の裏側を調理します。
- ホットクックのふたを開けて、肉に鉄くしをさして温度を確かめます。
- ステンレス製の焼きくしの使い方は、肉の一番厚みのあるところに一度深く差し込んでから、くしの先端が肉の厚みのちょうど中心あたりのところにくるまで抜き戻し、そのまま10秒ほど待って、くしを肉から抜き取ります。
- 抜き取ったらすぐに焼きくしの先端をくちびるにあてて温度を確かめます。状態によってホットクック低温調理の延長をします。
① あたたかい:ちょうど良い
② 冷たい:レアー
③ 熱い:well done
30分から1時間ほどそのまま放置しておきます。
この時、鍋から肉をとりだしたり、アルミで巻いたりといったことは必要ありません。そのままフタをしておいておけば大丈夫です。
- 肉を取り出して、薄く切り、お皿に盛り付けます。
- 玉ねぎは取り出して、お好みで食べる前に温めます。
- 最後に鍋の底に残った汁はソース作りに使います。
ローストビーフ ホットクック【ソースの作り方】
最後に鍋底に残った汁をフライパンに入れ、バターを10g入れて弱火で温めます。バターが溶けたら醤油を少々ふりかけて出来上がりです。
出来上がりのローストビーフはソースやわさび醤油でもおいしくいただけましたが、何もつけなくてそのままでも本当に美味しいのです。
ソースなどつけないでそのまま食べると、一緒に入れた野菜の香り、うまみが良くわかります。
ですから次回は玉ねぎの他にも、キノコ類やイモなどいろいろな野菜を一緒に入れて試してみようと思います。
今回は夫婦2人で半分食べておなかいっぱいになりました。残りはサンドイッチやローストビーフ丼にして今週頂く予定です。
最後にホットクックの発酵・低温調理機能を今回初めて使いましたが、この機能で他にもいろいろな料理が作れます。
①麹(こうじ) ②甘酒各種 ③ヨーグルト ④クリームチーズ ⑤手作りみそ ⑥だし ⑦温泉卵 ⑧手作り豆腐 ⑨パン などなど
まだまだホットクックは奥が深いです!
ホットクック ローストビーフ丼・・・2日後に食べました!
ローストビーフが残ったので冷蔵庫で2日間保存した後、ローストビーフ丼をつくりました。わさびをそえて醤油をかけていただきました。
肉は食べる前に冷蔵庫から出して1時間ほどおいて白ご飯にのせました。またひと味違う美味しい和風どんぶりとなり楽しめました。
付け合わせに「きんぴら」をホットクックでつくりました。こちらもわずか35分の調理時間でおいしく出来上がりました。
ホットクック 同じ調理方法で「牛のたたき」も簡単にできます!
後日、こんどは「牛のたたき」をつくりました! 作り方はローストビーフと同じです。
違うのはローストビーフが肉と野菜を一緒に調理するのにたいして、牛のたたきは肉だけで調理するところです。
ホットクックを購入する前、牛のたたきを作るときは、焼きすぎて中身が固くなってしまわないかと心配で、出来上がった肉を切るときはドキドキでした。
ホットクックでこのストレスがなくなります。下準備だけして鍋に入れてしまえばあとは自動で焼き上げてくれます。
お役立ちメモ
ホットクック旧型モデルのステンレス製内鍋をお使いの方に朗報です!待ちに待ったホットクックのフッ素コート専用内鍋が別売りで発売スタートしました!
我が家でも、早速購入しました!
これで、鍋底にくっついて困るような料理も気にせず作れるようになります。気になる方は要チェック!
フッ素コート内鍋が家に届いてから3カ月の間使ってみた感想、レビューは、こちらをどうぞ!
フッ素コート内鍋は、型番の末尾がFBになっています。購入するときは念のため間違えないようにしてくださいね。Fが「フッ素のF」を指します。
1.6L用フッ素コート専用内鍋(型番:TJ-KN1FB)
2.4L用フッ素コート専用内鍋(型番:TJ-KN2FB)
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