我が家の味採点
★★★★☆ 調理時間:80分 準備 15分 + Hot Cook 65分
最初作った時は味が薄く塩分控えめでちょっと物足りなかったため、2回目は勝間和代さんの「塩分計算」で作ったところとても美味しく仕上がりました! ホットクックのフタを開けると鮮やかなオレンジ色に驚かされます。口に含むとまろやかでとてもやさしい濃厚クリームチーズソース、パンと良く合いますよ~!
おいしく作るコツは塩分量の計算です。使うクリームチーズ、トマトソースの種類によって含まれる塩分量が違うので、上手く調整して勝間和代さん推奨の塩分量にすると美味しく仕上がります。
公式レシピで使う塩は、鶏肉の下味で「少々」使うだけになっています。あとはクリームチーズとトマトソースにもともと含まれている塩分だけなので、1回目に作った時は、塩分が少なくてちょっと物足りなく、あとから塩をふりかけていただきました。
そこで、2回目は勝間さんの塩分量で調理。
勝間さん推奨の塩分量は
(使う具材+水の重さ)x0.6%
の塩分量です。
① 勝間さんの公式で、使うべき塩分量を計算する・・・A
② 市販のクリームチーズ&トマトソースに含まれている塩分量を計算する・・・B
③ 追加で入れるべき塩分量を計算する・・・C(=A-B)
④ 上記Cを「肉の下味用」と「鍋に入れる用」の2つに分けて使う
となります!
① 勝間さんの公式で、使うべき塩分量を計算する
鶏のトマトクリームチーズ煮で使う具材は、じゃがいも(240g)、玉ねぎ(100g)、マッシュルーム(100g)、鶏手羽元(400g)、クリームチーズ(100g)、トマトソース(300g)、合計で約1240gです。今回のレシピは無水調理なので水は使いません。
よって、勝間さん方式にあてはめて計算すると、美味しく作る塩分量は全部で「約7.5g (=1240g X 0.6%)」になります。
② 市販のクリームチーズ&トマトソースに含まれている塩分量を計算する
次に、今回使う市販のクリームチーズとトマトソース缶にどれだけ塩分が含まれているかを計算します。
市販のクリームチーズとトマトソース缶のパッケージをみると、100gあたりに含まれている塩分量がそれぞれ表示されていると思います。今回のクリームチーズは100gあたり0.9g、トマトソースは100gあたり0.6gの塩分が含まれていると記載されていました。
よって、料理で使うクリームチーズは100gなので塩分は0.9g、トマトソースは300g使うので1.8g(0.6gX3)の塩、合計で2.7gの塩分があらかじめ含まれていることになります。
③ 追加で入れるべき塩分量を計算する
さきほど計算した、勝間さんの塩分量は「7.5g」なので、7.5から2.7を引いた「約5g」の塩をプラスで使うと美味しくできる計算になります。
④ 「肉の下味用」と「鍋に入れる用」の2つに分けて使う
結果、この「5g」を2つに分けて、2gを鶏肉の下味付け用、残りの3gをホットクック鍋に入れて作ってみるととても美味しく仕上げることができました!
ホットクック・レシピ【鶏のトマトクリームチーズ煮】ワンポイント・アドバイス
- 最初に具材の重さ、クリームチーズとトマトソース含まれる塩分量を計算して、美味しく作ることのできる勝間さんの塩分量にあわせるところが最大ポイントです。
- 計算が面倒な場合は、仕上がった料理に味をみながら直接塩を足してもOKです。
ホットクック・レシピ【鶏のトマトクリームチーズ煮】材料 4人分
◆具材
- 鶏手羽元:8本 (約400g)
- 塩(肉の下味用):2g *勝間さん方式で計算します
- こしょう(肉の下味用):少々
- じゃがいも:2個 (240g) *皮をむいて1個を8つ切り
- 玉ねぎ:1個 (100g) *くし切り
- マッシュルーム:1パック (100g) *公式レシピの「しめじ100g」でもOK
◆調味料
- 市販クリームチーズ: 1/2箱 (100g) *公式レシピはフィラデルフィアクリームチーズ
- 市販トマトソース缶:1缶 (約300g) *手作りでもOK(この記事の下にリンクを貼ってます)
- 塩:3g *勝間さん方式で計算します
◆仕上げ
- パセリ:お好みの量 *ドライパセリでもOK
ホットクック・レシピ【鶏のトマトクリームチーズ煮】作り方
- 鶏手羽元の表面の水分をペーパータオルでふきとり、塩(下味用)、こしょうをふります。
- 食用保存袋に入れて、薄力粉を加え、全体に良くまぶします。
- じゃがいも、玉ねぎを切り、マッシュルームを用意します。
- クリームチーズとトマトソースを用意します。
- 最初に、じゃがいも、玉ねぎを鍋に入れます。
- 次に、鶏手羽元を入れます。
- 最後に、クリームチーズ、マッシュルーム、トマトソース、塩を入れます。
メニューを選ぶ → メニュー番号で探す → 番号「730」鶏のトマトクリームチーズ煮 → 調理を開始する → ス タート
*まぜ枝を取り付けます
出来上がりのチャイムが鳴ったらフタを開けて、シチュー皿などに盛りつけます。
お好みでパセリをふって完成です。
シャープさんのホームページに、この鶏のトマトクリームチーズ煮は「うちれぴ」とホットクックのコラボレーションによって開発されたメニューで、森永乳業さんから提供されたレシピと記載されています。
ちなみに、公式レシピで使う塩分は、「鶏肉の下味用に少々」だけとなっています。
公式レシピでは、フィラデルフィアクリームチーズを使います。100gあたりの塩分相当量は0.9gです。
それから今回は、市販のトマトソースで作りましたが、ホットクックで美味しい手作りトマトソースを作ることが出来ます。
手作りトマトソースはぜんぶで約600g出来上がるので、約1/3を鶏のトマトクリームチーズ煮に使うことになります。
ちなみにホットクック手作りトマトソース100gあたりに含まれる塩分は約0.6gですよ~
お役立ちメモ
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